保育士母さん 宮関ひろみです
8月15日、終戦の日
思い出すのは亡き祖父との会話
全国戦没者追悼式
天皇陛下はおことばで
「戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、
全国民と共に、心から追悼の意を表し、
世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」
と述べられた。
また、
「過去を顧み、深い反省の上に立って、
再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを
切に願い」
と平和を祈念されました。
追悼の思いは
決して忘れてないけない
と思っています。
と同時に、
終戦や戦争って言葉を聞くと
思い出すことがある
子どもの頃の祖父との会話
祖父:お前は「戦争」をどう思う?
私:してはいけないこと
絶対にダメ!
確か小学校高学年の頃のことで
歴史の授業で
戦争=過去の過ち
決して許されない
と習っていたんだと思う
私のその言葉に
祖父は
「そうか、そうやな」
とだけ答えて
自室へ引っ込んでしまった
何?
何が言いたいん??
何で何も言わんの???
当時、
そんな風に思ったことを
覚えている
私の祖父は戦争に参加した一人
1945年8月15日
玉音放送を聞いて
祖父は何を思ったんだろう
自分が信じてきたもの
善だと思っていたもの
その全てを否定される
それは
自分自身の存在や
アイデンティティーさえも
破壊されてしまうくらい
衝撃的なお言葉だったに違いない
けれど、それでも、
耐え難きを耐え
忍び難きを忍び
もって万世の為に
太平を開かんと欲す
昭和天皇のこの言葉を胸に
戦後の動乱を耐え
汗水垂らして働いてくれた
祖父たちの時代があった
からこそ
今の日本があり
今の私たちがある
その苦難と努力もまた
忘れてはいけないことだと思う
戦前、戦中、戦後と
過酷な時代を生き抜いてきた
おじいちゃん
おじいちゃんの言わんとすることは
小学生の私には
理解できなかった
ごめんね、おじいちゃん
でも、今は
何となく分かるよ
だから
私なりの言葉で
子ども達に伝えていくね
一言では言い表せないから
少しずつだけど
時間がかかっても
伝えていくから
ご先祖さまと一緒に
私たちを見ててね
ね、おじいちゃん
以上、
終戦の日に思う、亡き祖父のこと
っていう話でしたー
今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございます♡
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