窓から見下ろすと…
「今日」が終わった人、人…
これから「今日」が始まる人、人…
人と車が行き交う川の流れ
眠らない夜が光っている
「時」を埋めるかのように
様々な想いがごった煮となり…
空騒ぎの中で疲れ果て…
感情は行き場を求めたり、失ったり…
時間に追われ、時間を追いかけ…
そんな光景を眺めながら浮かぶ「無」という一文字
但し『「無」は何も無い事ではなく、全てが有り得るという事』
「現実」という重さを背負いながら
あの人は何処に行くのか…
あの車は何処に行くのか…
「無」を背負いながら
色々な川が交差している
そしてフト、都会も落ち着く瞬間がある
