ご訪問ありがとうございます。
声のドクター®/ボイスコーチの江頭幸宏です。
もっと信頼感のある声が欲しい、
もっと低い声になりたい（男性）、
もっと高い声になりたい（女性）、
もっと深みのある声になりたい、
もっと美しい声になりたい等、
自分の声を武器にしたい、
と思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか？
そもそも話し声って変わるんですか？
生まれつきじゃないんですか？
よく聞かれる質問です。
もちろんある程度は、
生まれつきで決まってくる要素もあります。
例えば、
ファントの法則という、
理論があります。
ファントの法則によると、
背の高さと声の高さ（振動数）は、
反比例することが、証明されています。
つまり、
背が高い人＝声は低い
背が低い人＝声は高い
ということです。
声は、
身体の硬い部分に響きます。
声帯で震えた音は、
骨に振動して拡音されます。
一般的には、
背が高い＝骨の体積も大きい
背が低い＝骨の体積も少ない
ですね？
シンバルに例えて考えてみると、
とても分かりやすいのですが、
体積の大きいシンバルと、
体積の小さなシンバルと、
音の響き方はどう違うでしょう？
そうです。
大きなシンバルは低い音が、
小さなシンバルは高い音が出ます。
このことから、
背が高い＝声は低い
背が低い＝声は高い
となります。
しかし、
骨の体積の問題ですので、
背が高くても骨細だと、
声も高くなります。
また、
背が低くても骨太だと、
声も低くなります。
ところで、
日本人は欧米人に比べ、
声が高いことで知られています。
もう、
お分かりですね？
ファントの法則によるわけです。
このようにある程度は、
生まれつきに音は規定されます。
僕自身も低い声に憧れ、
やや高めの自分の声がコンプレックスだった時代もありました。
しかし、トレーニングすることで、
ある程度克服し、
今は自分の声のトーンも気に入っています。
僕は身長が高い方ではないので、
ファンとの法則からは声は高くなりますし、
事実、やや高めだったのですが、
トレーニングにより、やや低めになりました。
トレーニング次第で、
自分の声は変えられるということです。
何ででしょう？
鍵は、
緊張です。
ストレス社会、
僕たちは基本的に緊張状態にあります。
緊張状態は、
筋肉を萎縮させますから、
骨の響き、体の響きを抑制してしまうんです。
つまり僕たちは抑制された音で、
普段発声をしていることになります。
本来の響きを取り戻せるよう、
体を楽器として磨き上げることで、
話し声はいくらでも改善、改良の余地があります。
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ではまた！
今日もご訪問ありがとうございました。
声のドクター®
ボイスコーチ