じつは、8月末の時点では、当時のスパガメンバー9人のうち、6人の卒業が決まっていた。

 

 残るのは三期生の3人、年長でも石橋蛍、阿部夢梨が16歳。長尾しおりに至ってはまだ中学3年生の15歳だった。

 

 現行メンバーからベテランと中堅の6人が抜け、若手3人だけが残される。

 

 ミーティングで、その事実を知らされたとき、最年少の長尾しおりは「驚きという言葉では表しきれないような気持ち」になり、「正直、何度も卒業するメンバーの人数を数え直し」、そして「もはやこれは、SUPER☆GiRLSなのか?」と困惑した。

(※1)

 

 石橋蛍は「──怖さや不安で頭がいっぱいになり…」(※2)

 

 阿部夢梨は「マジですか!?」と絶句したあと、泣いた。(※3)

 

 このような状況になったのには理由があった。

 

 卒業発表のタイミングで出された運営からのコメントに次のような一節がある。

 

 ──2020年の結成10周年にはまた日本武道館に立とう!と志し改めてスタートを切るため、強い気持ちで活動を共にできるグループにしたいと、活動計画を立てました。

 

 卒業が毎年あり、体制が不安定な中では到達することが難しいため、新メンバーが加入する次のタイミングがメンバーが変わる最後とし、全力で大きなステージに上がっていく姿を描けるグループにするという事がSUPER☆GiRLS10周年に向けて、どんな戦略や戦術よりもまず必要な改革方針でした──(※4)

 

 これを読んで思い出されるのは、2017年にグループを離れた三代目リーダー前島亜美がインタビューで語っていた言葉だ。

 

「──スパガってメンバーが卒業する度にグループの士気が下がってしまうんですよ。(…)もちろん『このままじゃダメだ!』って上げていくんですけど、(…)『スパガって年始のライブで必ず卒業発表があるね』って言われちゃうような状況になってしまう。それがすごく悔しいなって思って。でもどうすることも出来ず、ミーティングで「もう誰も辞めない状態でスパガを続けていきたい」「みんなで頑張ろう!」ってなっても、結局また誰かが卒業してしまうので、どうしても士気が下がってしまう──」(※5)

 

 2010年の結成から2018年の夏までに11人が卒業している。

 

 この「毎年、卒業者が出てしまい、安定しない」という問題意識を運営、とくに樋口プロデューサーも共有していたのだろう。彼は問題を認識しながら、社内の事情でしばらくスパガの担当から離れていた。

 

 もうひとつ、ハロプロのヲタでもあった樋口プロデューサーは、モーニング娘。の「プラチナ期」を意識したのではないか。

 

「──プラチナ期に改革をもたらせた大きな要因と言われることがある。モーニング娘。は、ジュンジュン&リンリンが8期の「留学生」として加入した2007年より、長い間、メンバーの入れ替わりがなかったことだ。唯一あったのは7期 久住小春の卒業(2009年12月)で、約4年弱の間、グループは同じメンバーだった──」(※6)

 

 この時代のモー娘。はメディアで活躍した「黄金期」のメンバーが卒業し、人気が低迷していた。ただ、メディア露出は減っていたものの、ライブ活動に力を注ぎ、パフォーマンスの向上につとめた。のちに「プラチナ期」と評価される時代を彼女たちはつくる

 

 以前、樋口プロデューサーが配信番組のなかで、「メンバーの卒業はなにも良いことがない。卒業者のファンもいっしょに離れていってしまう」と話していた。

 

 前島亜美もインタビューで「実際にひとり去るごとに一緒に去っていってしまうファンの方もいて、それがすごく悲しくて……」と話している。

 

 卒業によってファンは減り、新加入によってフォーメーションや歌割りをまた作り直す。それを繰り返していては人気もパフォーマンスも向上しない。

 

 樋口プロデューサーがスパガの責任者としてもどってきたとき、表向きに示したのが「再加速宣言」のロードマップとオーディションであり、内部的には長期間のメンバーの固定という改革だった。

 

 しかし「メンバーの固定」が改革と呼ばれてしまうのも奇妙な話だ。けれど、それができていないというのが現実だった。

 

 樋口プロデューサーは「再加速宣言」を4月から準備し、6月に発表する。溝手るかのブログによれば、卒業を考えはじめたのも6月頃とある。(※7)

 

 おそらくこのタイミングで運営スタッフは9人のメンバーに、「新体制ではグループ活動を最優先にしてメンバーを固定したい」と伝えたのだろう。その上で「つぎに卒業者を出すタイミングは年末の新体制発足のとき、そのあとは少なくとも2年間、2020年になるまで卒業のタイミングはないと思ってほしい」と覚悟を求めた。 

 

 いろいろなアイドルグループの話を聞くと、運営との話し合いで卒業を決めるとき、だいたい半年から一年くらいかけて準備をすすめる。出演依頼や契約などの調整、グループ全体のスケジュールとの兼ね合い。メジャーであれ、マイナーであれ、円満にグループを離れるにはそれなりの時間が必要となる。

 

 2018年の上半期にスパガから卒業した田中美麗は発表から3ヶ月、志村理佳は6ヶ月の時間を置いている。とうぜん、それ以前からスタッフとは話し合っていたはずだ。田中美麗の場合は怪我という不測の事態だったので、急遽という感じがあり、より切なかった。

 

 6月の「再加速宣言」の裏で、新体制への意向を問われたメンバーは、夏にかけてスタッフと個別に面談をしながらそれぞれの意志を固めていったようだ。

 

 年上のメンバーにとっては2020年までの2年間をどう考えるのかが重要だっただろう。グループの活動を最優先にするなら、個人活動は犠牲になる。

 

 あるメンバーは、個人配信のなかでこんなふうに話していた。

 

「──いま卒業するか、つぎはもう、あったとしても2年後までない。そしたら、考えちゃうよね…。でも、それくらい言わなきゃいけないこともわかるし、どっちもわかる…」

 

 卒業を決めたメンバーはこんなふうにも言っていた。

 

「──ほんとうは、もうちょっとやっていたかったけど、でも、そろそろ、自分の席を次の人に譲らなきゃいけないタイミングなのかなって…」

 

 じぶんの思いだけでなく、グループにとって最も良い身の振り方とは何なのか、キャリアの長いものほど考えることになった。

 

 2年とは、そういう時間だった。

 

 

 ──「2018年のSUPER☆GiRLS【4】それぞれの決断」につづく

 

 

(※1)お知らせ | 長尾しおり(SUPER☆GiRLS)オフィシャルブログ Powered by Ameba(2018年10月1日)

 

(※2)大切なお知らせ と 私の想い。| 石橋蛍(SUPER☆GiRLS)オフィシャルブログ「ほたるのむしかごのなか」

 

(※3)SUPER☆GiRLS | アイドルプラネット -IDOL Planet-

インタビュー(2018年11月8日掲載)

 

(※4)SUPER☆GiRLSメンバーに関して重要なお知らせ|NEWS|SUPER☆GiRLS(スパガ) Official Website

 

(※5)<連載 第11回>スパガ個別インタビュー:絶対的エースの覚悟と執念「“劣化した”とか言われてますけど」前島亜美の正念場 | Daily News | Billboard JAPAN

 

(※6)新垣里沙(前編) 苦労人が語るプラチナ期の幕開け | 朝日新聞デジタル&M(アンド・エム)

 

(※7)皆様へ。 | 溝手るか(SUPER☆GiRLS)オフィシャルブログ 「がんばるかっ」 Powered by Ameba(2018年10月1日)

 

 

「金澤有希がスパガのオーディションにエントリーした!」

 

 この事態はファンの間でも賛否両論だった。新メンバーのオーディションなのだから、新鮮な人材であってほしい。GEMのリーダーだったのだからGEMに殉じてほしい。いや、GEMの解散は不幸な出来事で、彼女には何の責任もないのだから、まだアイドルに思い残しがあるのならやり遂げればいい。

 

 ただ、このとき金澤有希の年齢は25歳。オーディションの年齢制限が25歳とあらかじめ高めに設定されたのは、彼女の加入ありきの出来レースではないか、との憶測もよんだ。

 

 この点については、私見でしかないけれども、金澤有希の加入があらかじめ決まっていたことはないだろう。どのタイミングで彼女がスパガのオーディションに参加したいと申し出たのかはわからないが、運営としては痛し痒しだったと思う。

 

 金澤有希もまた2010年代のアイドルを象徴するようなキャリアをもっている。

 

 地元の北海道でローカルアイドルを経験し、2010年、AKB48のオーディションに合格して研究生になる。しかし一年あまりで活動を辞退。原因は学業にあったようだ。2012年に再び、エイベックスのアイドルオーディションを受け合格、ストリート生として活動したあと、2013年にGEMの正式メンバーとなる。(※1)

 

 浅川梨奈のキャリアと比較すると興味深い。

 

 AKB48 とGEMという浅川梨奈の落選したふたつのグループに、金澤有希はふたつとも受かっている。しかし金澤有希はどちらも思いどおりに行かないまま活動を断念することになった。地方でローカルアイドルとして活動をはじめているのは渡邉幸愛や阿部夢梨とも共通する。

 

 金澤有希のキャリアだけを見ると、アイドルへの執念や強い欲まで感じられるが、本人はいたってシンプルな人柄で、その言動からは単純にステージに立って歌い踊ることが好きなのだと伝わってくる。紆余曲折がありながら不思議と擦れた感じがしない。そういう単純さや前向きさが彼女の好まれるところだろう。

 

 いまさらまた素人にまじってオーディションを受けるというのは、それなりのキャリアをもっている者にとってはリスクである。いい年をしてと笑われ、若い子の席を奪っていいのかと非難される。落ちれば、そら見たことかと言われるだろう。どちらにしても傷つくことになる。

 

 それでも彼女はオーディションに挑戦した。

 

 運営は金澤有希の実力がわかっているのだから、いまさらオーディションしなくてもいいだろう、必要なら別枠で入れればいい、それをスパガのファンが喜ぶかどうかはともかく…、そんな声も聞かれた。

 

 まさしくその通りで、彼女の人柄や実力をいまさらオーディションで見る必要はない。運営がいちばん知りたかったのはファンの反応だろう。もしファンに受け入れられないと判断すれば「泣いて馬謖を斬る」可能性はあった。

 

 SUPER☆GiRLSは12人ではじまり、最大14人になり、オーディション当時は9人になっていた。ふつうに考えればオーディション合格者は3人から多くても5人だろう。そのひとりに金澤有希を求めるのかどうか。

 

 じつは、われわれから見えているオーディションとは別に、見えないところで深刻な事態が進行していた。

 

 この8月末の時点では、現存のスパガメンバー9人のうち、一期二期の6人全員が卒業することを決めていたのだ

 

 

 ──「2018年のSUPER☆GiRLS【3】大量卒業の衝撃」につづく

 

 

(※1)アイドル歴15年SUPER☆GiRLS異色の新人・金澤有希「それでも私が続ける理由」[幼少期の写真も] | ENTAME next - アイドル情報総合ニュースサイト

 

 

 

 2018年の夏は、SUPER☆GiRLSが歴代最少人数の9人で迎えた夏だった。

 

 アイドルグループにとって夏は勝負の季節だ。週末に限らず多くの対バンイベント、大型フェスが開催され、さまざまなアイドルグループがしのぎを削り、存在をアピールする。

 

 スパガの9人は、ちょうど一期が3人、二期が3人、三期が3人というバランスだった。

 

 2010年結成時の初期メンバーである3人は、ダンスに長け振り付けができる「渡邉ひかる」、ムードメイカーで弁が立ち歌唱力があってアクロバットまでできる「宮崎理奈」、スパガの歌姫でありその優しい人柄からリーダーに指名された「溝手るか」。

 

 二期の3人は2014年の加入時から変わらない、渡邉幸愛、浅川梨奈、内村莉彩。

 

 内村莉彩は清楚で落ち着いたルックスだが、踊りながら歌うために、縄跳びをしながら歌唱する練習をしていたという努力家でもある。後輩の面倒見がよく、本が好きで紹介コラムを書くような一面もあった。(※1)

 

 2016年に加入した三期の3人は、イラストが得意でオタク気質ながら、努力を積み重ねることでアイドルとしての成長を見せている「石橋蛍」、地方アイドルの経験から誘いを受けてアイストに加入し、スパガの新しいエース候補となっている「阿部夢梨」、最年少ながら大人びたルックスと発言が魅力の「長尾しおり」。

 

 SUPER☆GiRLS結成時のプロデューサー樋口氏がもどってきて、2018年の夏は3年ぶりにメンバー全員が水着で踊るMV「ばぶりんスカッシュ」を発表し、「#夏スパガ」と銘打って活動していた。

 

 浅川梨奈も「今年の夏はずっといるから」と言って、いまのスパガを見にきてほしいとアピールしていた。外の仕事で獲得した知名度をグループへの関心につなげようとしているのだと思っていた。しかし、そこには深い意味があったことを、あとから知ることになる。

 

 もともとAKB48 の総監督となり鬼軍曹とも呼ばれた高橋みなみにあこがれてアイドルになったのが浅川梨奈である。先頭にっ立ってグループを引っぱるようになれば、彼女も鬼軍曹のようになるのかと思ったが、どうもようすが違った。年下は嫌いだと言っていたのに、このころにはずいぶん後輩を可愛がるようになり、イベントの楽屋や移動の車内ではグループのメンバー全員で人狼ゲームをして楽しんでいた。

 

 2010年からステージに立っている一期のメンバーは現役アイドルとしてはベテランの域に達し、年少組の三期もスパガに加入して三年目の夏となっていた。結成以来もっとも少ない9人というメンバー構成だったが、グループ全体のパフォーマンスは充実し、雰囲気はとても良かった。

 

 アイストの整理縮小によって一時は危ぶまれたグループの存続も、樋口プロデューサーの復帰と結成10周年である2020年にむけた公式の「再加速宣言」によって、いったん危機は遠のいたように見えた。(※2)

 

 いっぽうで、6月に公表された一般公募のオーディションもはじまっていた。二期や三期の新メンバーは、基本はアイストの研修制度であるストリート生を経て、スパガに加入している。しかし、すでにストリート生は廃止された。新たな四期メンバーは一般からの直接公募となった。

 

 このオーディションについて、ラジオ番組『ナイスみやり!』(2018年11月20日)のなかで、パーソナリティの宮崎理奈とゲストの渡邉幸愛がこんな話をしていた。

 

 宮崎「ミーティングで、新メンバー募集オーディションの話が出たとき、幸愛は泣きながら訴えてた」

 渡邉「でも、あ、はじまった(笑)」

 

 泣きながら「新メンバーを入れてくれ」と訴えることはまずないだろう。三期が加入してからのスパガ第三章は、グループを離れるメンバーも多く、アイストの姉妹グループをはじめ、いっしょにイベントに出ることの多かった親しいアイドルグループの解散もあいついでいた。

 

 苦楽をともにした第三章の現役メンバー9人が、とくに思い入れを強くしたのも理解できる。

 

 新メンバーオーディションは7月にはじまり、11月に最終選考がおこなわれる。配信サイトのSHOWROOMやFRESH LIVE、MBSラジオの番組をつかい、候補者をそれぞれのルートに振りわけてオープンにし、段階的にセレクションをしていくという方式だった。

 

 合格者は12月の「SUPER☆GiRLSメジャーデビュー8周年記念ライブ」でお披露目されると告知された。

 

 このオーディションについてファンの間での受けとめ方はさまざまだった。「いまの9人の雰囲気がとてもいいので、新メンバーを入れる必要があるのか」という意見もあったが、「もともと12人ではじまったグループであり、その原型に近づけたいのでは」という見方や、「将来的にまた卒業者が出るであろうから、継続のためにも早めに手を打っておくのは理にかなっている」との考えもあった。

 

 2010年前後に結成された中堅どころのアイドルグループがつぎつぎと解散を発表していたタイミングだった。新メンバーの募集はスパガのファンにとっておおむね前向きに受けとめられていた。

 

 ただ、これまでのようなエイベックス内の育成からのピックアップではなく、一般からの公募、そしてご丁寧にも──

 

「2010年誕生以来初の一般、アイドル経験者を対象とした新メンバーオーディションを開催します!」(※3)

 

 ──と、アイドル経験者を積極的に受け入れる姿勢を見せていることに首をひねる向きもあった。

 

 同時期には坂道シリース(乃木坂46、欅坂46、けやき坂46)の合同オーディションもおこなわれていた。スパガよりも少し先行して6月からはじまっていたので、タイミングの悪さを嘆く声もあった。

 

 いまや坂道シリーズは日本の女性アイドルグループのトップに君臨するといっていい。全国ツアーをスタジアムやドームでおこない、オーディションではLINEのサーバーをパンクさせた。ちなみに応募総数は12万9182人と発表されている。(※4)

 

 とはいえ、坂道シリーズでも合格させられる人数には限りがある。浅川梨奈は二度、AKB48のオーディションに書類選考で落選し、乃木坂46の堀未央奈は「avex アイドルオーディション2012」の最終選考で落選している。(※5)

 

 オーディションの「縁」とはそういうものだ。

 

 「SUPER☆GiRLS 超オーディション!!!!」のSHOWROOMルートにおいて、7月27日付けで12人の辞退者が出た。この件では坂道合同オーディションと併願していた受験者が、坂道のセレクションがあるていど進んだところでスパガから降りたのではないかと噂されたが、真偽のほどはわからない。(※6)

 

 この坂道とスパガのオーディションの違いで興味深かったのは、年齢制限だった。坂道は12歳~20歳まで、スパガは11歳~25歳まで、上限が5歳ちがう。

 

(ちなみに2013年のavexアイドルオーディションでは11歳~18歳となっている ※7)

 

 このことからわかるのは、坂道はおもに育成選手を求めている。現在もっとも順調なアイドルグループは慌てて主力を作り上げる必要はなく、将来を担う若い人材を選び育成すればいい。2013年のエイベックスも、求めていたのはiDOL Streetの育成選手であるストリート生だった。

 

 しかし、こんかいのスパガは育成よりも即戦力に期待しているように見えた。育成システムを失い、「2020年にむけて」ほんとうに武道館に立つなら、新メンバーが加入して2年でカタチにしなければならない。オーディションの年齢制限を25歳に上げ、あえてアイドル経験者に言及していることからも、それを強く感じる。

 

 そして8月の末になり、FRESH LIVEルートでのオーディション参加者が公表されると、ある人物が物議をよんだ。アイストの第三弾グループで、2018年3月に解散したGEMのリーダー、金澤有希がエントリーしていたのだ。(※8)

 

 

 ──「2018年のSUPER☆GiRLS【2】金澤有希の挑戦」につづく

 

 

(※1)内村莉彩さんの本棚 - ホンシェルジュ

 

(※2)樋口P🌟改めまして昨日(6/24)の発表とともにスパガのプロジェクトに戻ってきましたことを、お伝えいたします。(Tweet 

 

(※3)SUPER☆GiRLS超オーディション!!!!開催|NEWS|SUPER☆GiRLS(スパガ) Official Website

 

(※4)坂道合同オーディション38人合格 倍率3400倍 - 乃木坂46 : 日刊スポーツ

 

(※5)堀未央奈 - エケペディア

 

(※6)SUPER☆GiRLS超オーディション!!!!スタートダッシュイベントVol.1 - SHOWROOM(ショールーム)

「辞退者のお知らせ

下記、エントリーナンバーの方は、ご本人の都合により辞退されました。

No.1/No.6/No.15/No.22/No.31/No.33/No.37/No.42/No.43

No.47/No.55/No.58

※2018年7月27日(金) 15:00 追記」

 

(※7)エイベックス・オーディション - オーディション情報(avexアイドルオーディション2013)

 

(※8)S☆G 金澤有希Twitter「沢山の応援メッセージ本当に有難う❤️ ブログがないのでスクショで気持ちを伝えさせて下さい! (2018年8月30日)

 

 

 浅川梨奈はバラエティー番組に出演するとき、許されるかぎりSUPER☆GiRLSの衣装を着ていた。担当カラーが「黄緑色」なので、「この衣装を着るとバッタみたいになる」と自虐的に笑っていた。

 

 彼女はグラビアもバラエティーも『SUPER☆GiRLS』の名前を広めるためだと自覚していた。時として人は、自分のためよりも、他者のためにの方が力を発揮できる。とくに愛する者のためであれば。

 

 浅川梨奈がはじめてグラビアに挑戦したときのブログにこう書いている。(※1)

 

「正直最初はグラビアに

 抵抗があったけど

 この撮影をしてすごく楽しくて、

 自分がやれる事のひとつだと思うから

 積極的にやっていきたいなと

 おもったし、

 自分はもちろんだけど

 何よりスパガの為に出来ることを

 していきたいって思いが強くて

 今回スパガの浅川って

 話題にして頂いているのが

 すごく嬉しく思います」

 

 彼女が個人の仕事で活躍するほど、グループでの活動に参加することは少なくなった。それでも2017年の夏のように、ここぞというところではちゃんとグループの中にいる。じぶんが外の仕事で集めてきた関心を、グループの人気につなげたいと考えていた。

 

 浅川梨奈が水着グラビアをはじめ、テレビや映画に進出するようになってから、彼女のTwitterフォロワー数はどんどんのびている。2017年の8月には8万人をこえ、2018年の2月には10万人をこえた。この数字はグループ内では突出したものだった。(※2)

 

 そんな浅川梨奈のシャカリキの活躍を、渡邉幸愛はずっとそばで見ていた。やがて渡邉幸愛もグラビアをはじめる。

 

 浅川梨奈に遅れること約一年、2016年3月の『週刊ヤングジャンプ』で、渡邉幸愛は初の水着グラビアを披露する。(※3)

 

 ついたキャッチフレーズは「可愛すぎる困り顔」。浅川梨奈にくらべるとずいぶん穏当な表現だ。記事にはこうある。

 

「──SUPER☆GiRLSの1000年に1人とかじゃない渡邉幸愛は、”小動物のような大きな目に、困り眉毛”がチャームポイントの美少女。本誌でも、見ているこちらが困ってしまうほど、可愛すぎる“困り顔”を見せた」

 

 なにかと言動がアグレッシブな浅川梨奈に対して、渡邉幸愛には「おっとり」したところがある。スタイルが良く、ステージパフォーマンスには迫力があるのだが、ふだんは穏やかで、ときおりトボけた発言をする。そんなギャップが彼女のアイドル性そのものでもあるのだけれど。

 

「まさか、じぶんがグラビアをやるとは思わなかった」と渡邉幸愛は言う。彼女はグループのためにひと肌脱いだ浅川梨奈に刺激されたのだろうし、彼女からグラビア撮影の現場の空気も教えてもらったのだろう。着衣でも水着でもヌードでも、まともな現場では、それぞれの職人が気持ちよく仕事をしようとするプロフェッショナルの集まりだ。

 

 2016年7月の「週刊プレイボーイ×TOKYO IDOL FESTIVAL2016 公式BOOK」では、トップアイドルグループの人気メンバー8人のひとりとして、渡邉幸愛が水着で表紙の真ん中に収まっている。(※4)

 

(8人のなかにBiSHのアイナ・ジ・エンドも水着で写っていて興味深い。そういう時代だったのだ)

 

 渡邉幸愛は2017年9月に、MBS製作のテレビドラマ『校則アイドル~淑女の学園~』に出演する。主人公の敵役となる生徒会長の役だった。12月にはマンガ原作の『咲-Saki-阿知賀編』のドラマと映画に出演。主人公グループのひとりを演じている。

 

 前作の『咲-Saki-』(2016年)では浅川梨奈がメインキャストをつとめている。そのことからもわかるように俳優としてのキャリアも浅川梨奈が一歩先をゆき、そのあとを渡邉幸愛が歩んでいる。ただ、渡邉幸愛はスパガに加入した当初から「将来は女優さんになりたい」と口にしていた。(※5)

 

 グループの外ではドラマ、映画、バラエティと活躍の場を広げ、知名度を上げていった浅川梨奈だが、グループ内でのファンからの人気は渡邉幸愛が先行していた。

 

 2017年11月に「汗と涙のシンデレラストーリー」を楽曲提供したロックバンド『THEイナズマ戦隊』と共演したさいには、アイドルがランキングで競わされるという話になり、一番人気はだれなのかと問われて、浅川梨奈が渡邉幸愛を紹介する。(※6)

 

「この子ほんとに、(加入)一年後くらいから、ランキングのなかで、ちょっとずつ入っていって、気づいたら一位になってて、いま、ずっと一年ぐらい?」

 

 浅川梨奈はツッコミを入れつつも感心するような調子で話している。彼女が渡邉幸愛に一目置いていることが感じられる。

 

 新加入したばかりの頃はファンからスルーされて泣いていた渡邉幸愛が、このころはファンクラブの投票でトップに立っていた。

 

 余談ながら、この放送で語られた、スパガとイナ戦メンバーによるアイドル観や、ロックバンドへの視線、ステージビジネスにおける状況や意識の違いは興味深い。

 

 ボーカルの上中丈弥の話す、「ほんとうはアイドルは遠い存在で、そこで輝いているからこそ魅力を感じる」というアイドル観は、1978年生まれの彼が、80年代の松田聖子にはじまるテレビのなかのアイドルを経験し、大人になってからAKB48以降のアイドル状況の変化を見てきた世代として代表的なものだろう。

 

 2018年7月、『アイドル横丁』のライブで、渡邉幸愛は声の不調から、歌唱パートを浅川梨奈に変わってもらったことがある。そのときのブログではこんなふうに書いている。(※7)

 

「今日さ、帰り道に

 なあぽんがね、

 今日幸愛のパート歌ってみて

 改めて幸愛すごいって思ったって

 言ってくれたんだーーー

 歌って踊ってめちゃ息切れたーって。

 

 けどそうじゃないのよ、!

 絶対なあぽんなら余裕なはずなのよ!

 そんな言葉をかけてくれる

 なあぽんって優しいなぁって!」

 

 ふたりは人気と実力をお互いに認めていた。

 

 2017年6月には『週刊プレイボーイ』の表と裏のW表紙をふたりで飾り「史上初のW表紙! 浅川梨奈&渡邉幸愛の野望」、10月には「SUPER☆GiRLS 浅川梨奈&渡邉幸愛 2トップの人気で本格ブレイク間近か」という記事も出る。(※8)

 

 2017年の春には、エースでリーダーだった前島亜美がグループを去り、2018年上半期には田中美麗や志村理佳がグループを離れる。

 

 それでも、渡邉幸愛と浅川梨奈の2トップ体制には希望があり、SUPER☆GiRLSはふたりがフロントランナーとして引っぱって、前進するのだと思われていた。

 

 しかし──

 

 

 ──「2018年のSUPER☆GiRLS【1】オーディション」につづく

 

 

(※1)週刊プレイボーイ | 浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)オフィシャルブログ Powered by Ameba(2015-06-22)

 

(※2)SUPER☆GIRLS(スパガ)twitterフォロワー数推移(2017年7月分) - ハロプロウギャー2(はてなブログ)

(※2)浅川梨奈Twitter 「フォロワー様10万人✨」 

 

(※3)スパガの「可愛すぎる困り顔」渡邉幸愛ソロ水着に注目 | ドワンゴジェイピーnews - 最新の芸能ニュースぞくぞく!

 

(※4)ナツ☆イチッ! ~この夏、輝くアイドル全員集合~ | 週刊プレイボーイ×TOKYO IDOL FESTIVAL2016 公式BOOK

 

(※5)*東方神起さん( ´ ▽ ` )ノ* | 渡邉幸愛(SUPER☆GiRLS)オフィシャルブログ Powered by Ameba「将来は女優さんに…」

 

(※6)11月25日OA「SUPER☆GiRLSのスーパーラジオ!THEイナズマ戦隊登場!!」 - YouTube(16分あたり)

 

(※7)* アイドル横丁夏まつり 1日目 * | 渡邉幸愛(SUPER☆GiRLS)オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

(※8)SUPER☆GiRLS 浅川梨奈&渡邉幸愛 2トップの人気で本格ブレイク間近か (2017年10月17日) - エキサイトニュース

 

 

 

 

「──『スパガに浅川なんか入らないでよ!』って自分に対して思ってて。加入した後も『なんで自分がスパガに入ることになったのか』って日が経つごとに考えるようになって、メンバーとして活動していく以上はファンとしての目線を捨てなきゃいけない。それですっごい葛藤しました。最初のほうは『なんでおまえが入るんだよ?』って私と同じ考えの方がたくさんいて、よく叩かれましたし。第2章メンバーの中で一番嫌われやすいタイプが私なんですよ。嫌われる……すっごい嫌われるんですよ、私!」(※1)

 

 浅川梨奈と渡邉幸愛がふたりでうけたインタビューではこんなふうに言っている。(※2)

 

 渡邉幸愛「最初は本当にアウェーでした。しかも、ファンの人たちからも『スパガは永遠にオリジナルメンバーの12人』とか言われてしまうし……。あの頃は本当につらかったなぁ」

 

 浅川梨奈「幸愛はいつも泣いていたよね。大丈夫かなって心配だったもん」

 

 はじめは初期メンバーともなじむことができず、二期メンバーの三人で固まっていることが多かった。上記のインタビューによれば、グループとして一体感を感じるようになったのは2015年の夏くらいのようだ。

 

 そのころ、浅川梨奈、個人にも転機が訪れる。

 

 2015年6月に発売された『週刊プレイボーイ』で、本格的な水着グラビアに初挑戦し話題となる。ネットの記事などでついたキャッチフレーズは「1000年に1度の童顔巨乳」だった。(※3)

 

 浅川梨奈の活躍について、そばで見ていた先輩の田中美麗はこんなふうに言っている。

 

「──グラビアをやることになった当初、すごく悩んでいる姿を見ていたので『大丈夫かな』と親心で見守っていたんです。だけど、彼女なりにどこかのタイミングで吹っ切れて武器に変えたので、私も応援しようと思いました。スパガの名前を世に出してくれてありがとうという気持ちです」(※4)

 

 浅川梨奈は中学を卒業したばかりの16歳だった。まだ思春期と言っていい女の子が「童顔巨乳」と言われて嬉しいはずがない。

 

 それでも彼女は『週刊プレイボーイ』に掲載された翌日にはブログにこう書いた──(※5)

 

私も1000年に1人の仲間入りしました←

かんなちゃんみたいに

可愛いわけじゃないから

顔面的には

3日に1人の逸材的なアレなんですけどね

 

くそぉ(´・Д・)」笑

 

 浅川梨奈は「──私、このあいだまで中学生だったので、水着とか本当にイヤで。ただ、なんか分かんないんですけど、あるとき『やるならバンバンやったろう!  出せるもんは出したろう!』って思って…」と言っている。(※1)

 

 アイドルヲタクであった彼女は、AKB48がメジャーになっていく過程で、メンバーによる水着グラビアへの進出が知名度アップに大きな効果があったことを知っていただろう。(※6)

 

 「1000年に1度の童顔巨乳」というコピーのキャッチーさもあって、このあと浅川梨奈は雑誌グラビアを席巻する。多くの少年コミック誌や週刊誌、テレビ雑誌などの表紙を飾り、2017年の『第3回カバーガール大賞』では「コミック部門賞」を受賞する。2018年には総合順位で3位。2019年は総合順位で2位だった。コミック部門は三年連続で受賞している。(※7)

 

 グラビアでの活躍をきっかけに、映画やドラマ、バラエティ番組にも進出する。

 

 テレビのバラエティ番組では、「アイドルヲタク出身のアイドル」としてヲタ芸を披露したりもした。ただ、ペンライトを派手に振りまわすヲタ芸は、見てもそんなに面白いものでもなく、彼女も寒い思いをすることが多かったのか、自ら封印を口にした。しかし、その後も、求められると披露していた。

 

 番組で「カバーガール大賞」の総合3位になったことを話題にされると、「グランプリが有村架純さんで、2位が乃木坂46の白石麻衣さん、4位が西野七瀬さんなんです。その間の3位が私なんですけど、私だけぜんぜん知名度がないんです」と笑わせた。

 

 ブログでは自虐的に「──顔面的には、3日に1人の逸材的なアレなんですけどね」と書いてみたり、記者会見では自らを「量産型アイドル」と話し、SUPER☆GiRLSを「忘れ去られた『王道アイドル』という路線」だと語る。(※8)

 

 記事のトピックになりそうな言葉を選ぶのがうまい。

 

 取材対応に感心した記者が「──浅川を取材するときにいつも印象的なのは、明るさと謙虚さだ。(…)囲み取材では、必ず始める前に『今日は本当にありがとうございます!』とあいさつして始めれば、自らの足元に置かれるレコーダーを丁寧に並べる。受け答えも実にハキハキしていて、『あ、こっちの発言の方がおもしろいですか?』などと、とにかく取材を盛り上げてくれるのだ」と書いている。(※9)

 

 機転が利き、サービス精神もある彼女だが、どこかバラエティー番組での受け身のとりかたには苦戦しているようにも見えた。もちろん経験の問題は大きい。ただ、どちらかといえば彼女は、瞬発力よりも、コツコツと地味に積み重ねることのほうが得意なのかもしれない。

 

 アイドルはステージ上では一瞬の華を咲かせるが、そのために、地味な訓練やリハーサルを何度も何度もくりかえす。

 

 お芝居もおなじだ。舞台に立つためには何週間も稽古をする。映像作品では炎天下や寒冷地でのロケがおこなわれ、埃っぽいスタジオで寝る時間を削りながら演技をしなければならない。

 

 浅川梨奈は映画でもチャンスを得る。

 

 『14の夜』(2016年公開)という映画のヒロインに抜擢される。中学生の主人公があこがれる幼なじみで、ヤンキー集団の頭の彼女という役どころだ。出演シーンは多くないが、クライマックスで彼女が主人公に切るタンカが強く印象に残る。(※10)

 

「やれよ! 揉めよ! おらこいよ!」

 

 予告編にも採用されているこのセリフが、浅川梨奈の俳優人生を切り拓いたと言ってもいい。映画やドラマのキャスティングを担当しているスタッフなら、予告編だけでも彼女に一瞬、目がとまるだろう。(※11)

 

 そのあと彼女は、マンガ原作の『咲-Saki- 』(2016年ドラマ・2017映画公開)でメインキャストの一人となり、『人狼ゲーム マッドランド』(2017年)、『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』(2018年)、『血まみれスケバンチェーンソーRED』『黒い乙女』(2019年)などで主演をつとめる。

 

 いずれも公開規模の大きくない映画だが、そういった作品のほうが撮影スケジュールはタイトになる。とくに主役は堅実な演技とタフな仕事ぶりが要求される。(※12)

 

 ほかにも多くの映画やテレビドラマにヒロインやメインキャストとして出演している。この時期はまだ深夜やローカル放送のドラマが多いが、舞台への出演をふくめて、若手俳優の登竜門となるような場を着実に歩んでいる。

 

 2015年に中学を卒業したばかりの女の子が、自らが所属するアイドルグループの名前をメディアに載せるために、文字通り、ひと肌脱ぐ。その水着グラビアについたキャッチフレーズは「1000年に一度の童顔巨乳」だった。

 

 2016年、「おっぱい」を強調できる若い女性俳優を『14の夜』という映画のスタッフは探していた。そこに「1000年に一度の童顔巨乳」のキャッチフレーズを掲げたアイドルのグラビアが目にとまる。彼女の名は浅川梨奈といった。「梨奈」と書いて「なな」と読ませる。彼女はその期待にこたえ、予告編でも印象に残るようなお芝居をした。

 

 ある哲学者の本の解説にこんな事が書いてある。

 

「おのれを脅迫する凶器を、逆におのれを救う武器とするところにしか、生きることは始まらない 」(※13)

 

 彼女はのどもとに突きつけられたナイフを握り返し、自らがサヴァイブするための武器とした。誰にでもできることではない。そうして新しい扉を、彼女は開いた。

 

 

 ──「浅川梨奈と渡邉幸愛 SUPER☆GiRLSの2トップ」につづく

 

 

(※1)<連載 第5回>スパガ個別インタビュー:「全てのアイドルが手を取り合って―――」浅川梨奈(グラビア担当/総監督?)の野望 | Daily News | Billboard JAPAN

 

(※2)史上初のW表紙! 浅川梨奈&渡邉幸愛の野望「スパガのメンバー全員をいつかは脱がしたい!」 (2017年6月12日) - エキサイトニュース(2/4)

 

(※3)浅川梨奈、"1000年に1度の童顔巨乳"に恐縮「顔面的には3日に1人の逸材」 | マイナビニュース(2015/06/23 )

 

(※4)(3ページ目)元SUPER☆GiRLS田中美麗が明かす卒業の真相「アイドルはあんまりオススメしないですね(笑)」 | 文春オンライン

 

(※5)週刊プレイボーイ | 浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)オフィシャルブログ Powered by Ameba(2015.6.22)

 

(※6)参考:「グラビア界に殴り込みをかけたAKB48の水着展開──北川昌弘『アイドル論』宝島社新書 p177」

 

(※7)カバーガール大賞 - Wikipedia

 

(※8)浅川梨奈、写真集PRで自虐全開「量産型アイドルです」/芸能/デイリースポーツ online

(※8)SUPER☆GiRLS、4期生お披露目 新メンバー井上真由子がいきなりセンター抜てき | ORICON NEWS

「忘れ去られた『王道アイドル』という路線を突っ走ってほしい」

 

(※9)スパガ卒業浅川梨奈、明るさと謙虚さで今後も活躍を - 芸能 : 日刊スポーツ

 

(※10)スパガ浅川梨奈 ”やれよ!揉めよ!”の裏側/映画『14の夜』メイキング映像 - YouTube

 

(※11)浅川梨奈、ヤンキー美少女役に「“巻き舌”は意識しました」 (2/4) | 芸能ニュースならザテレビジョン

 

(※12)浅川梨奈 主演映画『黒い乙女Q』の舞台挨拶に登壇!「一週間で撮り終えたのにこのクオリティの高さが良い意味で一番のホラーでした(笑)」 - avex management Web

 

(※13)ロラン・バルト「表徴の帝国」宗左近訳 p209

 

 

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