こんにちは!

イーグル整骨院塩釜杉の入店 三浦です。

 

この前、ショッピングモールでお買い物をしているとき。

お子様連れの家族がいらっしゃったのですが

 

画像のような形で駄々をこねるお子様の腕を引っ張って

車に連れ込もうとしていました。

 

実はこの行為、小学校入学前くらいのお子様に行うのは

大変危険なのでおやめください!

 

未成熟な骨格で、腕を引っ張ると

亜脱臼という形で痛みを訴えます。

 

傷病名は【肘内障-ちゅうないしょう-】

といいます。

 

この傷病の病態としては

骨の形成がある程度の段階まで進んでいない時期に…

 

①腕を引っ張られる (頻度 高)

(親に腕を引かれる、友達に引っ張られるなど。)

②腕を下敷きにしてうつ伏せの状態でゴロゴロして遊ぶ

(関節にねじれる力が働き、発生)

 

…の行為を行うと発生しやすいです。

 

 

成人と小児の肘の関節の簡単な絵です。

 

大きな違いは、腕の骨にくびれがあるかないかの違いです。

このクビレの部分にオレンジ色で描いていますが

輪ゴムのような靭帯(輪状靭帯)が付着し、骨がずれないようにできています。

 

成長するとともにクビレが形成されていくのですが

小児(未就学児)の段階ではまだクビレが十分にできておらず、浅いです。

 

横から見た肘のイメージです。

 

クビレがない状態の関節で腕を引っ張られるなどのストレスが発生すると

輪っか状の靭帯から抜けてズレてしまう状態になります。

この状態に陥ると

①痛くて泣き出す

②腕をかばう

③片方の腕で肘内障を起こした腕を握って防衛姿勢をとる

④握ったり開いたりができない

…などの変化を見せます。

 

 

 

実際の肘内障を起こしてしまった患者様の御写真です。

(痛い中、撮影の許可を頂きました。ありがとうございます。)


お話によると、「手を引いてしまった」とのことで来院されました。

上記のなかでは③、④の状態ですね。

ギュッと拳を握り、力もかなり込められた状態です。

 

問診を行い

肘内障と判断したため、その場で関節の整復(治す)を行い

正しい位置に関節が収まると落ち着きを見せてくれました。

 

じつはこの患者様は二回目の肘内障で

初回の際も当院で整復を行ったことがあります

つまり

成長が完了しないまでの期間に再度発症することが有るということです。

 

当の私も小さい頃は4回ほど発症した記憶がございます笑

 

お子様の成長が済むまでは

なるべく腕を引くなどの行為は控えてあげると良いかと思います。

 

整復が完了したあとは、あめ玉を手渡しして腕の動きを確認します。

自分で開けられる様子でしたら、問題ありません。

 

まだコミュニケーションを十分に訴えられない小さなお子様だと

保護者の方もどう対応するのが正解なのか判断し難いかと思われますが

当院で整復や、どうしても心配なら整形外科医院を尋ねる等で問題ありません。

 

肘内障は

特に重大な影響はあまりなく、戻してあげられさえすればすぐに落ち着くので

冷静に様子を伺ってあげましょう★

 

特殊なケースとしては

小さなお子様が何となく行ううつ伏せ姿勢です。

 

このケースで発症すると

いつの間にか痛がって、親から見て原因がわからないのに泣き出すので

大変怖い思いをすると思います。

 

絵のように

お腹の下に腕を敷いてうつ伏せでゴロゴロして遊ぶ子が

たまにいらっしゃいます(笑)

 

私もそうでした(笑)

 

 

しかしこの状態では

腕が体重で固定され、かつゴロゴロしてしまう際に

肘にねじれるストレスが発生してしまうので

肘内障のリスクが大きく高まります。

 

腕もひいていないのに肘内障を起こす場合は

この形が多いと思われます。

 

この場合も同様の手順で整復を行うことで

問題ないのでご安心くださいませ。

 

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