私の勤務先では忙しい金曜日の夕方
こんな時に引き当ててしまった
ああでもない、こうでもないと言うお方に
どうして話の長い方は
忙しい時にいらっしゃるんだろう
ご自分の体の変化を切々と訴えるあの方
「こんなこと初めてなんです」
何かしら話した後にこのフレーズが出てくる
周りの視線も気になるし、今日は早番なのに
このままでは残業になってしまうし
薬局も閉めることができなくなる
以前の私なら仕方なく最後まで話に付き合っていたが、今は時代が違う
私も不必要に話を聞くことはしなくなった
オバサンの年齢になって図々しくなり
話を聞く集中力が無くなったと言うのが正しい
でも、必要な時は
ちゃんと時間をかけて聴いてるよ
あのお方が話されていることは
全て身体が健康を維持しようと頑張っている反応でしかない
ある程度話を聞いて
「身体がちゃんと生きていて何とかしようって頑張っている証拠です!
頑張ってるねーって労わってくださいねー」
ってその場を立ち去る私
毎回このパターンだ
私たちは機械ではない生身の人間だ
いつも同じではない
一瞬一瞬違うのだ
私がここに住んで初めてこんなに長い期間30℃を超える日が続いている
東京に住んでいた時よりも暑い日が多い気がする
「こんなに暑い日が続くのは初めてなんですよ
だから身体だって初めてのことに反応するのは初めてだから
初めてのことになったんですよね
身体が頑張っている証拠です!
頑張っているねって労わってあげてくださいね
お大事にどうぞ」
って今回も終わらせた
ギリギリ間に合った
体調が万全ではないのはみんな同じだ
身体は何とかしようともがいている
だから身体の状態は一瞬一瞬違うのに
みんなサイボーグか何かになりたいのかな?
ってこの手の方たちの話を聞いていていつも思う
そして
機械じゃないんですから!
ってプチキレするコミレイ
あぁ、そうか
みんな機械になりたいんだ
いや、アイツらはみんなを機械にしたいのか…
銀河鉄道999の最終回をふと思い出したコミレイだった
本日もお読みくださり、
ありがとうございました