今回も国宝の感想
これからご覧になる方はネタバレ要注意です🙇♀️
半二郎の代役として
喜久雄が演じた曽根崎心中の芸を見ていた俊介は
途中でいたたまれなくなり喜久雄の幼馴染みと共に行方を眩ませてしまった
年月が経ち
半二郎は白虎を襲名し
未だ行方知れずの俊介に変わり
喜久雄は3代目半二郎を襲名することになるが
襲名披露の際に白虎は倒れてこの世を去る
血の繋がりがなく後ろ盾を失った3代目は
役をもらえずな日々を送ることになる
俊介が復帰したことで
3代目は芸妓との間に授かった子どものことや
任侠育ちのこと、入れ墨のことなど
バッシングを受け追放される
追放されても身体に染みついた芸は失われることがなかった
本物の女性と間違えられたほど
もったいない
やはり逃げ出して行方をくらませても血筋か?
俊介不在の時に屋号を守ってきたのは誰なのか?
ここで市川猿之助のことを思い出した
本当は何があって、何が起こったのか?
マスコミに叩かれるところって
一部を誇張しているし、
愚直に稽古をしてきたのなら
誰かに嵌められた可能性もある
彼がこの映画を観たらどう感じるのか?
感想を聞いてみたいと思ってしまった
改めてマスコミ、ネット界隈の情報も
鵜呑みにしてはいけないとつくづく思った
スキャンダルは芸の肥やしとはいうけど
いずれ市川猿之助は復帰するのだろうか?
話を戻して
いろいろありつつも
国宝となった喜久雄の取材で
彼の写真を撮った女性は
芸妓との間に設けた自分の娘だった
娘は喜久雄に
何人もの犠牲の上に成り立っている
しかし、舞台を観ると拍手せざるを得ない
的なことを伝えた
(詳しい台詞なんて覚えていなくてごめんなさい)
半ニ郎の代役を務めることになり
芸をつけてもらっている時に
あと鐘一つで命が終わるその臨場感が伝わらないと
いうようなことを何度も何度も言われ続けていた
想像とリアルでは説得力が違うし
実際体験した人にしか伝わらない何かがある
例えば
ある津軽三味線の奏者が
三味線の技は優れているのに何かが足りない
その足りない何かを求めて
冬の荒れた日本海に行ったと聞いたことがある
話を戻して
演技とはいえ吉沢亮さんも横浜流星さんも
素晴らしい演技だった
凄ーく大変な思いをなさって
役に深みを持たせたのだろうな
プロ意識を見せつけられ
お前はどうなんだ?
と問われているように感じた
本日もお読みくださり、
ありがとうございました