この本の感想第二弾
前回も印象操作のイメージで判断してはいけないと書いた
この方もそうだろう
源義経
私の義経のイメージは
兄のために頑張ったのに嫉妬した兄によって
最終的に討ち取られることになってしまった
不運の人
源頼朝のことが書かれてあるところを読んで
真相が違うことを知り
赤っ恥な自分と遭遇
兄弟の仲違いは義経人気に嫉妬したからという
ワイドショー的な興味をそそる理由ではなく
源氏の勢いを止めるための罠
そこに気づけた兄と気づけなかった弟
ただそれだけのことだった
戦乱の世にはあるあるのことだった
複雑になり過ぎた現代では
特に目にしたものを
そのまま鵜呑みにしてはいけない
そんなメッセージも込めて
著者の土岐さんは書いてくださったのだろう
今の時代はググればすぐに答えがわかる
自分で理解しようとするのはタイパ悪いとか
別に関係ないしってスルーされることも多い
大きな声、わかりやすい言葉
そこに注目が集まってしまう
大きな声と言えば…
元々日本人は謙虚で大きな声を出さないし
いちいちアピールしない
言霊の幸う國
だからだ
安易に言葉にしてしまうとうっかり実現するから
いわゆる西洋人と比較して
自己主張しない民族なのだ
軸がしっかりしていただろうから
成り立ったことでもある
残念ながら
今は昔使っていた言葉そのものが違うし
使われ方も意味が違う風に使われたりしているから
言霊はほとんど発動しなくなっちゃったけどねー
最終的には自分自身
美しい日本語とは?
そして言葉を正しく使うことからだなぁ
この本を読みながら感じた
本日もお読みくださり、
ありがとうございました