最終日


Kさん推しの本居宣長記念館へ


学芸員の方にガイドをお願いしたところ


何分コースがご希望ですか?


と聞かれた

その理由は無制限に話してしまうからだって


びっくりびっくりびっくり

無制限に話せるほどって凄いなぁおねがい


時間の許せる最大限の時間でお願いして

じっくり観て聴いて回った


松阪ではとても有名な方なので

小学生は本居宣長について

生い立ちや、そのようなことをしてきたのか

成し遂げたところに至るまでの経緯など詳しく学ぶのだそう


そういえば、子どもの頃

函館に住んでいたとき

護国神社から坂を真っ直ぐ降りてきたところに

高田屋嘉兵衛のデカい銅像があったことを思い出した

小学生の頃、高田屋嘉兵衛について

聞いたことがあったような気がするが

今となってはまるで記憶にないアセアセ


本居宣長は商人の家に生まれたが

商いの方は向いていなかったそうで

修行のため江戸に行くも1年で還されたほど

名家の跡取りを1年で還すのだからよほどのことだろう


ここで凄いと思ったのが、

本居宣長の母が跡を継がせるのを諦めたことだ

そうでなければ、私たちは本居宣長という名前を聞くことはなかったし

本居宣長の功績の恩恵にあずかることもなかった


いろいろお話くださった中で

印象に残っているのが


「漢心」


元々日本にある素晴らしい伝統や文化に目を向けず

当時は大陸の文化が新しい価値観として心酔されていたことに対して苦言を呈したものだけど


今も同じではないか?


戦後の日本は

敗戦国だからある意味自虐的思想を刷り込まれ

様々西洋の文化が流れ込み今に至る

様々な成功法則なんかも全部外国から来ている


しかし、よ〜く、よ〜く調べてみると

2000年以上も国家として成り立っている国って

凄くないか?

海外からこんなに日本を訪れる人が多いのは何故?

そして、私たちが気づいていない日本の魅力を

発信してくれていること


私たちが今まで見聞きしてきたことは

学校で習ってきたことって

本当はどうなのか?


大切にしてきたことが失われないように

していかなければいけないなと感じた


そしてランチをいただいて

あれ?

さっきまで日本文化がどうこう言ってたのにてへぺろ

デザートまで?




大好きなスコーン

中部地方では定番

あんバターでいただく


帰路へ


Kさんファミリーは

地元にしっかり根を下ろして

地域の伝統や文化活動にも参加されている

素敵なファミリー

そんなKさんファミリーに

全日程お付き合いいただけて

なんて幸せな私おねがい


伊勢に歓迎していただけたのだな

本当に有難いお願い


また来たいなぁ

今度はもう少し人の流れが落ち着く頃に

ゆっくり観てまわろう



本日もお読みくださり、

ありがとうございました照れ