地元の新聞にも載ったので、

普段病院にかからない方も

なんとな〜くご存じではないかと思う。


薬が不足している


風邪で使用する咳止めが特に現在大騒ぎになっていて、安易に風邪もひけない時代に

(コロナの時からもそうだが😅)



事の発端は3年前に

小林化工というメーカーが作っていた

ジェネリック医薬品で抗真菌剤に睡眠薬が混入し、その影響で死者を出してしまったことからだった。


ここからジェネリック医薬品メーカーの不祥事が次々発覚して医薬品の製造がストップして

供給が激減してしまったのだ。


ジェネリック医薬品メーカーだけではない。

先発品メーカーの医薬品でさえ、

全ロット回収になったこともある。


製造販売をやめるメーカーが出てきた。

これを機に採算の取れない医薬品は製造販売中止になった医薬品もある。


さらに供給量が減る

負のスパイラルに入ってしまった。


もうメーカーにこだわっていられない。

患者さんにも先発品にこだわる方にもお断りする機会も多くなってきた。


何故こんなことになったか?


これは医薬品業界に限ったことではなく、

現代社会の問題の一部だ。


医薬品業界はこの問題

他の業界はこの問題

私たちの生活はこの問題

といった具合に

今まで問題を先送りした結果

もう先送りできないところまできている

ということだ。


企業は利益を追求し

消費者は安さを追求する。

そもそものデフレの原因だ。


そして戦争が始まり原材料の値段がどんどん上がるのに、

保険で扱う薬だけは国で価格が決められているので値段が変わらない。

しかも毎年の改訂で値段が下げられてしまう薬が多い。

来年も改訂があるけどどうなるかな?


これではメーカーは採算が取れるわけがない。


安くてよく効く薬がどんどん姿を消し

高くて効果が微妙なものだけが残っているように感じるのは私だけだろうか🤣


今病院に罹っている方は

これ以上薬が増えないように!

罹っていない方は、罹ることがないように

健康管理に力を入れていただきたい🙏



恐らくこの医療制度はもう寿命なんだと

あの事件から感じている私だった。


私もお年頃で若い頃に比べると

病気のリスクは高くなってくる

食事・運動・睡眠の質を上げて

永遠の39歳を維持できるようにがんばるよー💪


一緒にがんばりましょうねー😊



本日もお読みくださり

ありがとうございました😊