私が実家へ戻る直前まで働いていた都内の薬局

社長は、薬剤師ではなかった。

薬剤師は一般社会じゃ全く使いものにならないと馬鹿にされてきた私。


そんな社長に馬鹿にされながらも

教わったことで、いくつか印象に残っていることがある。


そのうちの1つが


事業ではしっかり稼いで税金を納めること


ということ。

そういえば朝活でもそんなことを聞いた。


税金が自分達にちゃんと還元されているという実感があれば、いいのだけど…

食べ放題で元を取ろうと、

欲張って食べる的な感じで、

払った税金の元を取ろうと薬を処方してもらう人がいたように感じる。


その結果、それを規制するために

本当にその薬が必要な人まで使えなくなってしまうという事態に。


世の高齢者が大好きな湿布。

中には1回で1袋を使うほど全身に貼りまくっている強者もいらっしゃった。


とんでもないケースは、

部活などでよく怪我をするお孫さんの分も計算に入れて多く出してもらうケース。


湿布の中には光線過敏症を引き起こすものがあって、処方された時に説明するのだが、

使うご本人は夏でも肌を露出することがない場所へ貼っているので無関係。

だから、お孫さんへ湿布を上げる際には

光線過敏症の話は説明せずにあげてしまう。

知らずに湿布を貼り、半そで短パンのウェア姿で炎天下に部活をして、湿布の形通りに赤く腫れ上がり皮膚科へ駆け込む事態へ🫣


湿布は1回に処方される量の制限がかかるようになった。

本当は保険から外れる予定だったが、

医師会の力は強いのでここで妥協。


もう一つの搾取事件は

乾燥肌で使用されていた塗り薬だ。

ここ最近は子育て世代応援のため

各自治体でお子さんの医療費補助があり、

負担金なしで病院に受診、薬をもらうことができる。


その結果何が起こったか?


昨今、乾燥肌のお子さんが病院を受診した際に、

お友達の分も処方してもらうというケースが続発。

ニュースでも話題になり、

保湿剤は抗がん剤による副作用等一部の患者さんにだけ保険適用されることになった。


ここからが更なる問題に🫢


皮膚科の先生が何をしたか?

保湿剤にステロイドを混ぜたものを保湿剤として処方しているのだ。


乾燥からで痒みがあるならアリだと思うが、

問題は、先生の意図が患者さんに伝わっていないこと。


ステロイドを混ぜたものを保湿剤として出す


患者さんの中には、

先生が保湿剤って言ってるんだから、同じ扱いでいいんだよね?


よくありません😮‍💨


時代が変わったなぁ


20年くらい前まではステロイドと聞いただけで

拒絶反応全開の方が多かったのに…

今では無抵抗


大丈夫なのか?


人の人生に口出ししないのが

この世界で生きていくセオリーなのだ。

具合が悪くなるからねー。


今日のまとめ

タダより高いものはない



本日もお読みくださり、

ありがとうございました😊