漢方薬局で働いていた時に培ったことを

書いているシリーズ

前回が「木」だったので、順番からいうと

今回は「火」になるのだが、

季節的に「土」が役に立ちそうなので

「土」を書くことにします。



季節は土用

※土用とは季節の変わり目

つまり立夏の前、立秋の前、立冬の前、立春の前の16〜17日間のこと

臓器は脾

臓腑は胃

体の部位は口や唇

感情は思

色は黄

味は甘

性質は湿


私の性質がここに当てはまるんですよねー

って自分のことになってしまうけど、


脾臓や胃

消化器系です。

食べることに対して執着がある。

甘いものが好きだけど

取り過ぎると具合が悪くなる。

唇が荒れやすい。


湿度が高いと調子が悪くなる。

特に消化機能が低下する。

肌も黄色味を帯びている。


これから夏の土用になるけど、

梅雨になり湿度が上昇します。


脾胃は湿度が大嫌い。

なので、湿度が上がるこれからの時期は

胃腸の働きが悪くなるので、

胃腸が弱い方は不調を訴えます。


「薬が効かない、もっと強い薬はないか?

他に薬はないか?」


と、訴えてきます。


これから暑くなって、湿度が上がってきた時に

冷たいものをとりすぎると

胃腸に働きが低下しますので要注意ですよ。



ここでは、患者さんに


「湿度が上がると胃腸の働きが悪くなります。

暑いからと言って冷たいものを取ると、

薬の効き目以上に働きが悪くなるので気をつけてくださいね」


と話すと、大体思い当たることがあるようで、

皆さんうつむいてしまう。


今日のまとめ

胃腸が弱い方は特に

蒸し暑い日の冷たいものは要注意


本日もお読みくださり、

ありがとうございました😊