父は導尿バルーンの交換のために

4週に1回大学病院へ通わなければいけない。

ホルモン療法の注射は3ヶ月に1回。

採血は毎回。

その数値は100越えから27になり、23になり

その次からは40、80と倍々で上がっていった。

尿の色も相変わらず血の色のまま🩸


時々バルーンが詰まって尿閉を起こし

臨時で病院へ行かなければいけない日も出てきた。

父がせめて介助して少しでも歩くことができれば

ここまで大変ではないのだが、

全く歩けないし、移動に際しては非協力的なので

そのための介護タクシーの手配で悩まされた。

土日祝日に尿閉を起こした時は

手配できるか綱渡り状態だった。


そんな中、先生から新しい薬を使うことを提案された。

これもホルモン療法で

今までのホルモン療法で効果がない場合に使用しさらに男性ホルモンを抑えるのだ。

ここまで去勢状態にしてしまったから、

父のやる気が出ないのも仕方ないのか…。


これがダメなら抗がん剤になってしまうので、

どうするか?

薬代も高いので相談して次回のバルーン交換までに考えてくるようにとのことだった。


父はこれ以上長生きしても仕方ないと話しているが、何とかしたい母は治療を受けて欲しいと思っている。

そこで、新しい薬を試して、効果がなければ

前立腺がんの治療を止めるという結論に達した。


そして診察の際に

先生と話して半量から様子を見ていこうということになり、新しい薬を開始することになった。


私は自分が勤めてい薬局で薬をもらうので、

高い薬だし、あらかじめ連絡を入れた。

そして、先生と話して半量で始めることを同僚薬剤師へ伝えたのだが…

取りに行った時に

薬の量が半量だったので、病院へ問い合わせているから待っていて欲しいと言われた。


あのぉ

半量からでって電話で伝えてあるし、

私も一応薬剤師なんですけどー?

って何だか自分が薬剤師扱いされていない感に

イラッとしてしまった。

ちゃんと確認してくれているって思えなかった。

あぁ病んでるわー



新しい薬を3週間近く経過した頃から

今までは血の色で臭いもキツかったのだが、

尿の色が普通になって来たのだおねがい


これは、もしかしておねがいおねがいおねがい


淡い期待を胸に病院へと向かう。

そこで待っていた結果は…



本日もお読みくださり、

ありがとうございました😊