いよいよこの日が来てしまった。

今日は、出棺、火葬、通夜。


一瞬涙ぐむことがあっても

ほとんど泣くことがなかった私だが、

この日の朝、出棺前の時間

父を安置している部屋で2人きりになれたので

父と最期の別れをした。


今のうちに泣いておこう。

誰が来てくださるかわからない中、

火葬、通夜と喪主挨拶があるのだから…。


叔父が、再従兄弟と一緒に来てくださった。

顔周りにお花をみんなで入れて出棺。

父が病院から帰って来た時と同じ、

白くて車体が長ーい霊柩車に乗り

火葬場へ向かう。


そういえば、

今は昔のような、いかにも霊柩車って感じの車は見なくなったなぁ。

子どもの頃、霊柩車を何回見たらいいことがあるとか、親指を中にして手を握っておかないといけないとか、そんなことしてたなぁ。


何気に運転してくれている儀式担当のT谷さんに

聞いてみた。

この辺りでは半分くらいは

まだ昔の霊柩車が走っているそうだ。


火葬場まで行く途中に

寄りたいところはないか聞かれたが、

通り道でもあるので父は飲み屋街を通ってほしかっただろうが、そこは母が嫌そうな雰囲気を出したので却下😁

医療短大があったところ、

医学部があるところを回ってもらった。


霊柩車は片道だけなので、

帰りに乗っていくため車を妹の夫Tさんに託し

後からついてきてもらっていた。

初めて運転する道、しかも雪道運転に慣れていないTさんは緊張していることだろう。

霊柩車は時速20kmくらいでゆっくり運転だから

大丈夫かな?


あ、別の車に入られてしまったー😨

あ、大丈夫そう😮‍💨


な感じで

家族4人最後のドライブをした感じだった。


10年に一度の大寒波が来ていた中、

晴れ男の父は最後の本領を発揮し

超美しい岩木山を見せてくれた。


霊柩車だったので写メを撮るわけにいかず

お見せできないのはとても残念😢


到着して程なく

父方の従兄弟たちが来てくれた。

遠方に住んでいる2人は

最初連絡した時に

この雪だし行けないかもと言っていた。

昨日も凄い雪だったしよくぞ来てくれた🙏

父本人と血の繋がりがある親戚の人数よりも、母側の親戚人数が多いから😓

よかった、よかった。


そして和尚様到着。

お経をあげていただき、焼香の後


「喪主の方、お顔の扉を閉じてください」


と言われ

扉を閉じるのは母の方がよかったのに

ごめんね🙏

と思いながら…


「じゃあね」


と声をかけて扉を閉じた。


喪主挨拶となり

挨拶したが、ひゃー

途中から涙で言葉にならなかった😭


あ〜あ😰


約2時間ほど控え室で待つ。

お通夜まで食べることができないだろうからと

昨日から用意したおにぎり🍙やお菓子を

食べながら、母は叔母と

私は従兄弟たちと、話をしながら待つ。


時間が来て、今度は白衣の方たちが来て

骨のチェックをしていた。

そして和尚様がお経をあげてくださる中、

みんなでお骨を拾って骨入れに入れる。

この時も喪主は重要な骨を入れる役割。

やっぱり母の方がよかったのでは…?


私はお骨を持つ役割なので

帰りもTさんに運転をお願いした。

向こうでは行きと帰りに道を変えなければいけないそうで、こっちではそんな慣わしあったかな?

途中から道を変えて通夜の会場に寄ってお骨を預かっていただいた。


え?お花が追加で届いている?

お花を並べる順番もこれでいいか?

見て行ってほしいと言われて確認。


びっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり


会場に入りきれないほどの花が届いていた。


お父さん、よかったね😭



本日もお読みくださり、

ありがとうございました😊