ついに?病院の先生から電話があった。


貧血がひどく、赤血球だけでなく、白血球や他の血液成分全般に低下の一途をたどっている。

血液を作り出す機能が低下しているのだと思う。

ここは輸血をしたい。

輸血をしてもその血液がいつまでも定着はしないので、1、2ヶ月くらいだろうけど、

これで退院できるレベルに持っていけると思っている。

が、本人が拒否する。

どうしたらいいか?


宗教上理由がなければ、騙して輸血することもあるが、父は元医者なので騙すことはできないし、

拒否する理由は特にないと言われてしまい困っている。


ということだった。



輸血はどうかなぁ

確か…

海水と同じ組成のものを体内に入れたらいいとどこかで聞いたような気がする🤔

しかし、詳しいことは調べていなかったし、

確信を持てたとしても

そんな話は通用しない世界に

父をお願いしているから、

コミレイの思考に蓋をしておこう。


ということは、

それだけ回復しているということだ👏


このご時世、直接会うことはできないから

病院まで来てもらいオンライン面談をして

今後の治療について家族で話してほしい

ということだった。


しかもオンライン面談は予約制で

年内は今日の13時しか空いていないとのことだった。


えー😱いきなり電話がきたかと思ったら

今日の13時⁉️


慌てて予定を調整した。


今まで治療のことで散々言い争いをしてしまった。今回はどう話そうか…🤔

話すことを手紙にして読むだけにして、

手紙は渡してもらうことにした。


母と病院へ向かう。


タブレット端末を使用したオンライン面談は始まった。

コロナ病棟から退院した時よりも

しっかりしていた父。


書いて来た手紙を見ながら


「もう二度と病院には行かないと約束したのに、

また入院させてしまってごめんなさい。

我が家はお父さんが全て仕切っていて、

ここまできたので、今急に居なくなっては困るのです。


自分の身体のことや、病状や

治療についてどう考えているかわからないけど、

適切に治療を受けて退院して

一家の大黒柱として道筋をつけてもらいたい。


妹夫婦が家を買って引っ越しする話は覚えている?

引っ越しが終わったら、

会いに帰ってくるので、

妹のためにも帰ってくるまでは

がんばってもらいたい。」


父に伝えた。


なぜ治療を拒否するのか?を聞いてみた。


「効果があるとは思えないから」


わかるよ。

私も昔インフルの時タミフルとか解熱剤とか

薬は全く飲まなくて、

当時働いていた門前の先生に

飲むように散々言われて

拒否したからなぁ


「先生にそこは詳しく聞いてみたら?

1、2ヶ月は持つと話していたけど?」


え?そうなの?

って顔をして看護師さんへ顔を向けた父。


ここで母が


治療を受けるって宣言してちょうだい🙏


と必死に訴える。


「わかった。」


と父。


そして面談が終わった。


ここまで回復しているとは思わなかった。

今回私たちの気持ちはちゃんと伝わっただろうか?


あとは天に任せるしかない。



本日もお読みくださり、

ありがとうございました🙏