今日もここ最近の出来事から


一昨年の末、小林化工という会社で起きた不祥事。

大手ジェネリックメーカー日医工が承認とは異なる方法で医薬品を製造したということで、自主回収が相次ぎ、ここから薬の仕入れが困難になった。


この薬も?あの薬も?代わりになる薬は?

在庫管理、処方するDr.や患者さんへの対応と

仕事が増えた。


医療の在り方に対して間違っていますよー


というメッセージだと私は感じた。


このどさくさに紛れてか、

薬の製造販売中止も相次いだ。


安くて効果のある薬が次々と消えていく。

仕方がない。

これだけ物価が上昇してきても

薬だけが毎年(以前は2年に1回)値段を下げられるのだから…。


しかも新しい薬を開発できても10年ほどで成分の特許が切れてしまうのでジェネリックが登場する。

特許は通常20年だが、薬の場合、開発の段階から特許を取ることになるので、発売から10年ほどで切れてしまうのだ。

10年で開発にかかった資金を回収できるのか?

無理だろう。


利益にならない薬はどんなにいい薬でも消えていく運命なのだ。


言い方は乱暴だけど

残るのは高くて効果は微妙なものばかりになりそうショボーン

一発で効いたら困る、リピートさせて売れ続けないと製薬メーカーもやってられないのだろう😮‍💨


だいぶ昔の話だけど、

某抗がん剤の奏効率が30%と書かれてあった資料を見て

がんの治療って、この30%に賭けるバクチなのか…🤔

と複雑な心境だった。


鼻水鼻つまりにとても良く効いたダンリッチ。

頭痛によく効いたセデス顆粒。

これらがあったらどんなに助かるか…。

しかし、ダンリッチもセデスも消えたのは患者さんのせい。

ヤク中のような使い方をする人が多発したため製造販売中止になったのだ。


医療従事者も患者さんも

薬や病院に対する認識を改める時期が来たのだ。


自分の健康を守るのは病院でも薬でもない。自分自身。


本日もお読みくださり、

ありがとうございました😊