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札幌に来て店長は私の一つ上。
旭川とは違い
一気に若いメンバーのお店となった。
私の漢方の理解度が上がり、
積極的に新規相談のお客様を受けていく。
順調な滑り出しだった。
飛ぶ鳥を落とす勢いとはこのこと。
しかしながら、その勢いはいつかは衰える。
そこで謙虚になれるかどうか?
なのだが、当時の私はうつへと入っていく。
つまりメンタルクリニックへ行ったら双極性障害と診断されるやつだったのだろう。
小さなサインからの
躁状態からうつ状態への転落の始まり始まり。
絶対この証で間違いない‼️
って自信満々に選んだ漢方が効かないと言われる。
K先輩に相談しても、
それで合っていると言われたから、
その漢方薬で押し通したら
そのお客様は二度と来なくなってしまった。
ご近所の方だったので、
そこは気をつけなければいけなかったと
今ならわかるのだが…😩
「体調は劇的に良くなったが、下痢してしまう。」
というお客様。
入社当初ならあの生薬だけを外せば下痢にならずに済んだだろうから、別に分包して渡すといったことができたのだが、
会社が上場を目指していたので、
勝手にそんなことはできなくなってしまった。
結局代わりになるものが選べずに
今にして思うと
本当に申し訳ないことをしてしまった。
私は卒業してすぐに漢方薬局へ就職したので、
一般的な薬についての臨床の知識は皆無だった。
極めつけは
攻めの漢方薬を出してアフターフォローの電話をした時に言われた言葉。
「あの漢方を飲んで救急車で運ばれた」
と激怒された。
激怒するくらい回復❤️🩹してくださって
本当に運が良かった。
って今なら素直に思えるが、
当時はそんなこと思えずに
「どうしてもこの症状をとるために選んだのですが…」
って自分の正当性を主張し言い訳するレベルの私だった。
そんな私を黙らせる出来事があった。
それは、
大学時代の友達Sさんからの電話からだった。
本日もおつきあいくださり、
ありがとうございました😊
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