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ある日のこと。
札幌にもう1店舗出店が決まった。
そしてその店へ私が異動することになった。
少しは実家から近くなるだろうから
という理由だった。
さあ大変![]()
漢方薬の知識はないのに異動だ…。
今まで社員に漢方をレクチャーしてくださっていた先生が退社してから登場した、
会社で使っていたテキストを丸暗記することにした。
このテキストを丸暗記したのが
私にはとてもよかった。
相談にも自信が出てきた。
ただ、札幌への異動は
K先輩との別れを意味する。
いつでも別れる覚悟をしたとはいえ…。
毎日泣いていた。
また一人になる…。
と思っていたが、
そんなことにはならなかった。
それどころか、
K先輩の高校の時の同級生とその彼女が札幌に住んでいて、4人で遊びに行くようになった。
4人でご飯食べに行ったり泊まりがけで温泉に行ったりもした。
もしかして、もしかして
そんな淡い期待を覚えるようになった私だった。
本日もおつきあいくださり、
ありがとうございました😊
