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私が入った高校は
進学率アップの実績を作るため
高校という名の塾みたいだった授業だが、
地理の先生は試験のことだけでなく、
面白い話もしてくれた。
例えば東北地方を襲う「やませ」
何故？やませでここまで被害を被るのか？
それはやませは北極の風だから超冷たい。
凍てつく風。
いくら冷た風と言っても夏でしょうって
不思議に思っていた私は、
なるほどー
だから農作物は育たなくなるのかー
ちょっぴり賢くなった気分だった。
たまに脱線して違う話もしてくれた。
それは、今流行りのファスティング。
当時はそんな洒落た言葉ではなく断食。
がんの人が断食をした話だった。
断食をすることで身体に溜まっていた
毒素が抜けていく。
毒素が皮膚からも抜けていくので
もの凄い異臭を放つ。
だから一人でやらなけれないけない。
そして毒素が抜けると回復する。
という話だった。
私はこの時、興味津々で聞いていた。
何に興味が沸いたのか？
「毒素が抜けて病気が治る」
そして自分もがんになったら
やってみようと思ったのだった。
その10年後あたりに
本当に断食することになるとは
夢にも思わなかったJKの私だった。
本日もお付き合いくださり
ありがとうございました😊