前回の記事はコチラ
弘前に来てからなのか?
大きくなってきたからだろうか?
母は自分が昔傷ついたきたことを話すようになった。
七戸の家は大人の出入りが多く、
関係ない人まで来てご飯を食べていたこと。
お茶やお華を習っていたが、
突然イチャモンをつけられ辞めさせられたこと、
父親(七戸のおじいちゃん)は昼から酔っぱらっていて
学校行事にも酔っぱらった状態で来て
みんなにバカにされたこと、
弘前のおばあちゃんからは
「結婚させたい相手がいたのに、どこの馬の骨かわからない人が嫁に来た」
「誰に食べさせてもらっていると思っているんだ」
って言われたこと、
などなど。
母はみんながご飯を食べている時
ほとんど食べていなくて
残り物を少し食べるくらい。
ほとんど食べている姿を見たことがないのに
なぜ太っていたのか?疑問だった。
母は私が記憶にある頃からずっと
ののちゃんのお母さんみたいな感じの体型
それは
母は言われてムカついた時は食べることでストレスを解消していた。
そう、みんながいない時に隠れて食べていたのだ。
母が隠してあったお菓子を見つけたり、
私が後で食べようと取っておいた
お菓子が無くなっていたことで判明した。
「ここに置いてあったお菓子がなくなっているけどどこにいったか知らない?」
聞いたらキレられた。
人との接触を避ける母。
人と極力関わらないようにしていて、
出かける時も
「今出ると〇〇さん(近所の人)に会うから
もう少し後に出なさい。」
と私にまで言っていたほどだ。
話を聞くこと増えていき
本体なら母は母。私は私。
なのに同化させてしまった私だった。
だから母の気持ちに感情移入して
弘前のおばあちゃんのことはますます嫌いになって来たし、
そんな母をかばうことがなかった父に対してますます嫌いになって来た私。
そのくせおばあちゃんの陰口を話していると母は
「お父さんのお母さんなんだから
あまり言わないの!」
って言われて意味不明って思った。
「自分で言ってたんでしょ?」
って優しさのかけらもなくなった私。
とは言っても逆らうと面倒なことになるだけだからぐっと言葉を飲み込んだ。
母の言う通り、近所の人が外に出ない時間帯を見計らって出かけるようになったり、
私は人を避けるようにして
挨拶しない人になってしまった。
本日もお付き合いいただき
ありがとうございました😊
次の記事はコチラ