こんにちは、英検1級コーチのさくらです。
今回は「TOEIC９００点なのに、英検1級は不合格になってしまう」
実はこんな相談を、よくいただきます。
私は先日、TOEICチャレンジをして３か月で
過去最高の８５０から９６５まで１１５点アップに成功したのですが
TOEICを２０２３年４月に受験してみた結果から、
英検1級とTOEICの違いについてどう思うかお話したいと思います。
大きな違いは３つあります。
１英検はアウトプット重視
ライティングとスピーキングがセットでついてくる
英検の問題形式、TOEIC対策だけをしてきた方には
「アウトプットを強化してこなかったのでどうやって対策したらいいか分からない」という相談が多いです。
２英検はアカデミックな内容が多い
TOEICはビジネスシーンを想定した
リスニング、リーディング問題なのに比べて
英検の問題は、学術的な論文のような文章が多いです。
そのため、「背景知識がなくて、どうしたら読めるようになるか分からない」という声も多いです。
３英検のリスニング問題は長い！専門性が高い！
TOEICはリスニングでもビジネスシーンでのやりとりが多いのに対して、
英検のリスニングは先に述べた小論文を聞き取るような問題や
長いインタビューを聞き取る問題など、専門性が高く、問題も長いです。
「先読みしたいけど、とても追いつかなくて聞くのと読むの同時にできない」こんな悩みが多いです。
上記３つを振り返ってみると、英検とTOEICは問題形式、内容も
全く違う資格試験であるということが分かると思います。
そのため、TOEIC９００越えなら英検1級に合格できるか？と言われると、
そうではないんですね。
資格試験はそれぞれに合わせた攻略法が必要です。
英検1級は特に英検のグレードの中でもトップであり、
合格率はわずか１０％。
TOEICでの対策と同じ勉強をしていても、合格できないというのが
今回TOEICチャレンジをしてみても実感したところでした。
ただ、TOEIC９００越えを達成している方は
・文法の基礎がしっかりしている
・リスニングの基本が習得できている
・英語学習へのコミット力が高い
こんな特徴もあります。
そのため、正しい学習方法で進めていけば
最短で３か月後に合格することが可能です。
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