最上級生となった今でも

僕はまだ先輩になれないでいる


部活で僕が先輩になることは端から思考の範疇になんて置いてない

まったくもって論外だ

部活で先輩気取るなんて

部活を虐げ続けた僕には赦されないことだ


必死に下に伝えようと躍起になっているみんながいる

それで些細なことでも伝えているみんながいる

そしてそれを受取ろうと思い始めている下がいる


やっと、揃ったんだ


伝え手と

聴き手が


やっと、揃った

心構え


なのに僕は


叱ることもできずに

諭すこともできずに


なにも伝えられずにいる

当たり前だ

だって僕には何もない


わかってる、

ソンナコトわかってるよ


それでも僕は傲慢だから何か伝えたくて

僕をわかって欲しくて




そうすると、僕の上が掌を差し出すんだ


わかってるよって

そばにいるよって


お前は弱いんだからひとりで頑張ろうとしないのって

窘めてくれる

お前自身がお前のこと嫌いな分まで、

違う誰かがお前のことを好きになってくれる奴がいるって

諭してくれる

僕の大好きな人たちがいる


だからこそ僕は甘え癖がなおらないし

ずっと好きなあの人にまで甘えてしまう始末


だけどもう、おしまい


甘えるのも

僕の中のすきも


おしまいだよ


good-bye.kid

さようならごっこ

もう、アドレス帳の名前も消そう・・・・・・




君の幸せが僕の幸せだと笑えるほど大人ではないけれど、

この気持ちを伝えれば君が困ったように笑うんだろうってことが想像できないほど子供でもないんだ。



























なーんて、

もう言って困らせた

最後の最後まで

僕は君のやさしさに甘えたんだ