もし、

あたしの腐った17年間の人生に

唯一、誇れるものがあるなら

恐らくそれは

あたしから友人のレッテルを張られた人たち。


大好きな先輩。

大好きな同輩。

大好きな後輩。


色んな所で、

色んな貌で、

色んな風に、

関わってきた赤の他人たち。



本当は、


友達って言いたくない。

友達に落ちつけたくない。


なんだか、

みんなを汚してしまう気がするから。



だから

あたしはキャリーケースに張られた

超過荷物のシールを剥がすみたいに、


一枚一枚、

剥がす。


あたしの友人と謂う名のレッテル。

あたしはヘビヰと書かれたシールと同じ。




みんなの隣は、

すごく心地がいい。


セッションする音が混ざることも、

教室でのおしゃべりも、

バカ騒ぎする打ち上げも、

本気で熱唱するカラオケも、

しょうもない話で盛り上がる夕食も、

異色メンツでとるプリクラも、


すっごく、すっごく、

心地がいいの。


みんなの友達は、

凄く、

ステキ。




でも、

それじゃダメ。




与えられるばかりはいやだから、

あたしもみんなに与えます。


あたしから、

解放いたします。


ヘビヰのシールは剥がれたんです。

どうぞご自由に。


フランスでも、

モロッコでも、

ブラジルでも、


勝手に行きやがれこの野郎。


どうか振り向かないでください、

泣いてしまいそうな気がします。


どうかかまわないでください、

それが一番なんですから。


どうかあたしを忘れてください、

それが幸せなんですから。



今でなくてもいいから、

いつか、

あたしのことを忘れてください、

そうして笑っていてください、



私は忘れません。


みんなから貰った


時間を、

感情を、

温度を、


それがすべて。

それを糧に、

生きて逝こうと思います。


ありがとう、

ごめんなさい、

ありがとう、

ありがとう、

ごめんなさい、

ごめんなさい、


やっぱり、

ごめんなさい。




さようなら、

親愛なる赤の他人の皆様。