次に行ったのがH不動産。
営業時間チョイ前に飛び込みで「すいませーん、物件教えてくださーい」と私たち。
見た目、年相応には全く見られない私たち、怪しいことこの上ないですな。
が、対応に出てきてくださったのはN課長さん。
朴訥とした雰囲気のNさん、私たちの書いた希望案件用紙を元に、ほんの数分であれこれ物件の詳細用紙を持ってきてくれました。
「まずは、こちらですね」
とご案内いただいたのがまず5~6件。
興味がある物件が多く、前のめりになる私たち。
時間も時間だったので内覧は後日ということになりましたが、Nさんもにこやかに
「ゆっくりお考えになるのがいいと思います」
と。
「ただ、紹介させていただく物件、これはNGというものを挙げていってください」
なぜなら
「これがいちばんいいーっていう形で思っていると、タイミングの問題で買えなかった時にショックですから…私の経験なんですけどね」
…はいっ!?
「いやぁ、実は私が家を買おうと思っていた時…いいーっって思った物件があったんですけど、ちょっと欲張っちゃいまして、でももっといいのがあるかもって思って探している時にお客様に紹介しちゃったんですよー。そしたらお客様がっ気に入ってしまって即決してしまって…しまったーって思いました」
…あいやー…。
「これ、一番いい!って思っていたものでしたから、ショックもひとしおで…そうすると、隣の芝は青いじゃないけど、これ以上のはないって思ってしまうんですよ。でも、同じ物件は二つとないわけで…いまだにお客様ともお会いしますし、そのおうちのそばを通ることも多いですから、見るとやっぱりいいなー、買いたかったなーって思ってしまうんです。」
なるほどー…。
「ですから、一つに思い込むのではなく、いいところと悪いところ、時間をかけてしっかり考えていただいて最終的に一つに絞っていただければと思います。」
でですね、とNさん、次の物件の束を取り出しました。
「こちら、あまりお勧めできない物件です」
……はいっ!?!?
「まずはこれ…このマークの物件ですが、先日民事再生法を申請した不動産会社のものです。不動産会社で民事再生法を申請した会社で実際に再生した企業は残念ながらひとつもありません。ですから、ここも多分、なくなってしまいます…そうすると、何かトラブルがあった時、対応する会社がなくなるということです。」
は、はぁ…
「そしてこちら、今他会社に吸収される可能性が高いので、同様にアフターケアが不安定になる可能性があります」
なるほど。
「そしてこちら、家の前が実は水路です。コンクリートのふたがされていますが気にされる方はおりますので」
てか、お勧めできない理由をそこまで説明するんかい…。
結局、遅い時間の訪問だったにもかかわらず、2時間程物件のご案内をいただき、書類をもらって帰ってきました。
hubbyもいろいろ感じるところがあったようで、いい時間だったと思います。
や、勉強になりました。