小四喜
すべてお預かり品ですが、並べてみるとすごいものです。麻雀の
小四喜とは少し意味合いが違いますが、これで200/1.8と600/4Lが
揃えば大四喜ですかね。
おっと1200/5.6Lを忘れていました。修理したことはないですが、
構造は同じなので修理できることでしょう。1200/5.6Lは松井秀喜
がまだ日本でプレーしていた10年前ぐらいでしょうか、東京ドーム
で見たことがあります。試合後に通路を歩いているとバックスクリーン
横から引き揚げてきたカメラマンさんがゴロゴロ転がしていました。
写真撮らせてもらえばよかったと思います。最近はもう1200mmは
いませんね。
私が1年少し前から行っているメーカー修理不能EFレンズの修理
ですが、もうすぐ通算100本になります。ものすごくやりがいの
ある仕事です。今後も続けていきます。
09/04/2011 EF 28-80mm F2.8-4L 絞り不良品の修理
今日のお題はEF 28-80mm F2.8-4L です。
これは依頼品ではなく、以前に難あり品として私の手元に来た
ものです。絞りが不安定で、解放でないと使えません。
問題は絞りユニットです。このレンズの絞り不良は修理法を
編み出せておらず、課題となっていました。しかし、やっと部品
の手配先がみつかったため、部品交換で修理を行います。
無事に組みあがりました。長年の課題だったので、修理できる
ようになってよかったです。
このレンズ、古くて重いですけど、つくりは非常にしっかりして
いて、折れてしまう後継モデルよりも長く使えると思います。
これも後継モデルによくある曇った個体も見たことがありません。
故障個所は当方が2か所把握しているので、直せますよ。
このレンズの絞り不良品をお持ちの方、ご相談ください。この
修理は部品代が発生するため、修理費用は部品代込みで\25,000
となります。AF不良等、他の症状は状況によりますが、\20,000から
で修理致します。
09/02/2011 EF 28-80mm F2.8-4L AF不動品の修理
今日の依頼品はEF 28-80mm F2.8-4Lです。ズームが動かない
とのことです。
古いですが、よいレンズです。現行型の箱に入って送られて
きました。いいですね。
しかしズームに異常はありません。動作確認するとAFが動き
ません。ズームではなくUSMの不良と判断し、USMの対処を
しますが症状は変わりません。
落ち着いて症状を考えてみると故障の原因はUSMではありま
せん。モーターは正常ですが、何らかの理由でヘリコイドが
回るのを阻害しているものがあるようです。いろいろなところの
ネジをチェックすると、内部のある部分のネジが一本はずれて
いました。そのネジががフォーカス機構のどこかにひっかかっ
て動作不良を起こしていました。
しかし、フォーカス機構が動かないとこのレンズは分解ができ
ません。とても悩んだのですが、結局はうまく分解できました。
このレンズは特に構造が複雑なので注意深く分解します。
組み上げて無限遠の調整をして終了です。直ってよかったです。
ところがフォーカスリングの一部分だけ逆に動く部分が
あります。再度分解して調整を行います。電子マニュアル式
のフォーカスリングはものすごく微細な調整が必要なので、
注意深く作業を進めます。やっぱり直ると気持ちいいですね。
やめようかとも思いましたが、とりかかってよかったです。
気のせいか、USMの動きもよくなった気がします。
不具合品をお持ちの方はご相談ください。


















