◆助成金を士業や代行業者に依頼する際の適切な料金体系とは?
何度も繰り返しますが、
助成金は要件を満たせば100%貰えるお金です。
しかし、用意する書類などの
多さや手間などから、
申請を社会保険労務士などの士業や代行業者に
依頼するという方が多いと思います。
現在、士業や代行業者の多くが
成果報酬で申請代行業務を行うのが
多くなっています。
ですが、今回お伝えした
助成金の正体を踏まえて
よく考えてみてください。
補助金であれば、
要件を満たしても採択されるか分からないため
もし採択されなかった時に、
依頼者側が無駄なお金を支払わなくて済む
「成果報酬」は適切な報酬体系だと思います。
そもそも、成果報酬は、
成果が出るか分からないものに対して
設定される料金体系です。
しかし、成果が確実なものに対して
成果報酬を設定すると
割高になります。
なぜなら、成果報酬の料金には
「成果が出なかったら報酬がもらえない」という
受託側のリスク分や、
能力やスキル分が報酬額に加算されているからです。
一方で、助成金は
要件を満たしていると確認できた時点で
申請すれば100%採択されるものです。
士業や代行業者の腕や能力に関わらず、
要件を満たしており
適切に申請すれば採択されます。
つまり、助成金を成果報酬にしてしまうと
割高になってしまう可能性が高くなります。
そのため、助成金の申請代行を依頼するのであれば、
成果報酬よりも適切な固定報酬
(成果報酬で支払う予定の額よりも低い金額)で
依頼ができる士業や代行業者を選ぶのがおすすめです。
この事実を知らないと、
知らず知らずのうちに高い金額を支払うことになり
損をしてしまう可能性があります。
助成金の正しい知識を持つとともに、
ぜひこのことも知っておきましょう。
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次回、
【あなたの会社も該当しているかも!助成金を適切に活用しよう!】
をお届けします。
この投稿は、弊社EFPが発行している経営者の方向けのメルマガより抜粋しています。
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