イーエフピー代表であり、自身の経験を生かして保険営業のノウハウを提供し続ける花田敬。今日は、そのキャリアの入り口に迫ってみたいと思います。若かりし頃の思い出を語ってもらいました!

 

 

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まずは、大学生の頃の話から。実は当時、就職活動というものをまったくしなかったんです

 

父は公務員、母は専業主婦。弟も大学に通っていて、仕送りを期待できる状況ではありませんでした。学生時代はずっとアルバイトばかり。アグレッシブに稼いでいましたね。さまざまな業種の人と知り合い、ありとあらゆる職場で働きました。鉄筋工として、とてもハードなアルバイトも経験しました。

 

大学卒業後は、いろいろな事業を展開する複合商社に就職。自動車学校やアパレル店舗、カフェバー、アイスクリーム店、倉庫業、輸送業、林業まで、さまざまなビジネスの運営を担当しました。

 

実は入社のきっかけもアルバイト。その商社は、地元・熊本の繁華街に深夜3時まで営業する珍しい本屋を運営していました。大学4年生のときに、そこでアルバイトをしていたんです。

 

その本屋ではタバコを販売していて、繁華街ということもあり、とても売れていました。そんな「フロント商材」をきっかけに売上を伸ばすべく、商品の陳列を工夫したり、本の在庫を工夫したり。

 

酔っぱらったお客さんが来て、1冊2000円の本を20冊買っていったこともあります。夜中の3時に営業が終わると、近隣のスナックのママさんに声をかけられて、焼肉店や飲み屋に連れていってもらっていました。

 

社長からは、「大学を出たらそのまま社員にならないか」と声をかけてもらいました。私はそんな経緯で社会人となったのです

 

思えば、本をたくさん読むようになったのはその頃ですね。気になる本があればとにかく買って読むという習慣は、この頃に身に付いたものです。そのユニークな本屋をはじめ、さまざまな業態を経験したことが、私のビジネスパーソンとしての基礎を作ってくれました。

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「花田敬のキャリア伝」は、今後も定期的にお伝えしていきます!