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血液の栄養がすべて入っています。単なる鉄剤ではありません。
みなさまから伺うお悩みを聞いていると、身体の酸欠状態がひきおこしているパターンが多いように感じます。
酸欠=貧血
これは数値的に出ない、いわゆる隠れ貧血でも起こりえる症状です。
「更年期障害だから仕方ない」と諦めていたその不調、実は貧血からの副腎疲労が原因かもしれません。
特に、貧血が引き金となって起こる副腎への負担は、肌のたるみや独特な肥満体型など、美容面にも深刻な影響を及ぼします。
以下に、貧血から始まる副腎疲労のメカニズムと、更年期と見分けがつきにくい症状について解説します。
1. 貧血が「副腎疲労」を引き起こす負のループ
意外なことに、貧血は副腎に多大な負担をかける大きな要因です。
酸欠への過剰反応: 貧血によって細胞が酸素不足になると、体は血流を無理に促そうとして、副腎からアドレナリンを分泌させます。
慢性的な疲弊*貧血が改善されない限り、副腎は常にアドレナリンを出し続けなければならず、やがて疲弊して「副腎疲労」の状態に陥ります。
2. 「更年期の衰え」と間違われやすい美容・体型の変化
副腎疲労が進行すると、ホルモンバランスの乱れから、単なる加齢や更年期とは異なる特有の変化が現れます。
肌のたるみとハリの低下:
副腎から分泌される「コルチゾール」には、タンパク質を糖に作り変える(糖新生)働きがあります。
副腎疲労によりこのバランスが崩れると、皮膚(真皮層)や筋肉のタンパク質が分解されてしまうため、肌が薄くなり、ハリを失って弛みやすくなります。
貧血対策をしても肌のハリが戻らない場合は、副腎疲労によるたるみの可能性が高いです。
「中心性肥満」と手足の細さ:
ストレスや貧血で副腎に負担がかかると、お腹周りや顔、首の後ろに脂肪が集まりやすくなります。
これを「中心性肥満(ぽっこりお腹)」や「ムーンフェイス」と呼びます。
一方で、エネルギーを作るために手足の筋肉は削られて細くなるため、「手足は細いのにお腹だけ出ている」という独特の体型になります。
3. 更年期障害と酷似する心身の症状
副腎の皮質では性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロンなど)も作られているため、副腎が疲弊すると更年期のような症状が強く出ます。
月経トラブルと不妊:
副腎での性ホルモン生成・分泌がスムーズにいかなくなることで、生理不順(生理が止まる、周期があく)や不妊といった症状が起こります。
メンタルの不調:
コルチゾールの分泌が低下すると、ストレス耐性が弱まり、「キレやすくなる」「何をしても楽しくない(うつ症状に似た状態)」といった精神的な不安定さが増します。
これらは更年期の情緒不安定と非常に見分けがつきにくいポイントです。
その他の共通症状:
朝起きられないほどの強い疲労感、立ちくらみ、動悸、むくみなども、副腎疲労の典型的なサインです。
まとめ
「貧血があれば、必ず副腎疲労を起こす」と言われるほど、両者は密接に関係しています。
更年期世代の女性が抱える「痩せにくさ」や「肌の老化」の背景には、貧血からくる副腎の枯渇が隠れていることが少なくありません。
対策としては、まず貧血の改善を最優先にし、副腎の修復に必要なビタミンCやビタミンB群を積極的に摂取することが推奨されています。
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