16ジロ第2ステージは、2日目となる5月7日。
アーネム~ナイメーヘンの190kmで行われました。
オランダと言えば干拓地。
勿論、山などありませんが、1ヶ所勾配がある箇所に4級山岳が設けられ、これでこのステージ終了後には全てのジャージが出揃う事になります。
イメージ的には箱根駅伝の権太坂くらいな感じでしょうか。

レースは序盤でマーティン・チャリンギ(オランダ/ロットNLユンボ)、オマール・フライレ(スペイン/ディメンションデータ)、ジョコモ・ベラルート(イタリア/NIPPO)の3人の逃げが決まり、後方でマリア・ローザのドゥムラン擁するジャイアント・アルペシンが集団をコントロールする展開。
ジャイアント・アルペシンとしてはスプリンターのキッテルが11秒差でいるので、このまま逃げが決まってしまっても良い展開でしたが、さすがに最初のマスドステージから逃げが容認される筈もなく、残り20kmを前にしてチャリンギとフライレが吸収。
そこから凡そ8kmを3周する周回コースに入りますが、ただ一人抵抗を続けたベラルートも最終周回を前にして吸収されて、レースは完全な集団スプリント決着へと移行します。

デマール擁するFDJが良い形を作っていましたが、今期絶好調のキッテル擁するエティックス・クイックステップが強引に隊列に割り込み。
最後はFDJとエティックスがエース+アシストの2vs2の形となりましたが、キッテルがデマールの番手から一気に抜け出して勝負あり。
いや、強かったです。
既に時速75kmに達していた集団から更に抜け出してデマールを寄せ付けなかったキッテルの瞬間最高速度は何kmに達していたのでしょうね。

一方、最終的には全員が吸収された逃げ集団の3人ですが、途中2ヶ所あった中間スプリントポイントをどちらもチャリンギが、唯一の山岳ポイントをフライレが、いずれも1位で通過し、その二人が吸収された後も逃げ続けたベラルートが敢闘賞。
上手く全員が何かしらを手に入れる事が出来た大成功の逃げだったのではないでしょうか。
このステージは、ベテラン、チャリンギの故郷の近くを通るコースだったので、そのチャリンギが逃げていることを知った故郷の応援団が待ち構えている地点の寸前でベラルートがアタックを仕掛けてしまい叱責を受ける一幕もあったのですが、それはご愛敬。



ジロ・デ・イタリア2016第2ステージ結果

1位 マルセル・キッテル(ドイツ、エティック ス・クイックステップ) 4h38’31”
2位 アルノー・デマール(フランス、FDJ) 3位 サーシャ・モードロ(イタリア、ランプレ・ メリダ)
4位 モレーノ・ホフランド(オランダ、ロット NLユンボ)
5位 ニコラ・ルッフォニ(イタリア、バルディ アーニCSF)
6位 アレクサンドル・ポルセフ(ロシア、カ チューシャ)
7位 カレイブ・ユアン(オーストラリア、オリ カ・グリーンエッジ)
8位 クリスティアン・ズバラーリ(イタリア、 ディメンションデータ)
9位 アンドレイ・アマドール(コスタリカ、モビ スター)
10位 ジャコモ・ニッツォロ(イタリア、トレッ ク・セガフレード)

マリアローザ 個人総合成績

1位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアン ト・アルペシン) 4h49’34”
2位 プリモス・ログリッチ(スロベニア、ロット NLユンボ)
3位 マルセル・キッテル(ドイツ、エティック ス・クイックステップ) +01”


マリアロッサ ポイント賞

マルセル・キッテル(ドイツ、エティック ス・クイックステップ)

マリアアッズーラ 山岳賞

オマール・フライレ(スペイン、ディメン ションデータ)

マリアビアンカ ヤングライダー賞

トビアス・ルドヴィグソン(スウェーデン、 ジャイアント・アルペシン)