昨日の富山は風が強く、自宅の前に2メーターほどの雨樋が飛ばされて転がってました。
持ち主が取りに来てくれれば良いのですが…
さて、洗浄も一段落したので、加工に出すパーツを軽く点検した後ピストンリングの合い口を確認しました。
リング両端を面取りしてから専用工具で押し込みます。
使用するピストンを使い押し込む方法もありますが、測定場所がそろえ難く、真っ直ぐ入っているかの確認も難しいので…
ダミーヘッドボーリングをして面取りを少なめにしたブロックなどはシリンダーボア上部が狭く仕上がるため、ピストンを使いリングを押し込むとピストンに傷を付ける事もあるのでなかなか便利な工具です。
実際にヘッドを乗せるとシリンダ上部はX方向に20μmほど広がるので、ピストンクリアランス程シビアではないですが、