3.11 | EF High School Yearのブログ

EF High School Yearのブログ

EF High School Yearのプログラムを通して
アメリカに高校留学している男女7人が、
現地から生の声を届けます。

カリフォルニアからこんにちは!
珍しく降り続いていた雨もだいぶ止んできて、いつも通りのカラッとした気候に戻ってきました。

さて日本時間ではもう3月11日。
何が起こったかは日本人の皆さんなら言うまでもないと思いますが、そうです。
東日本大震災から3年が経ちました。

地震が起こった当時、私は中1でした。
3月だったので学年の終わりの時期で、受け終わった期末試験の答案が返ってくる日でした。
学校も早く終わり、放課後の部活中で音楽室で指揮者の先生と合奏をしていた時。
いきなりみんながキャハキャハ言い出したんです。ああ地震だぁって。
私の楽器は立って弾かなければならないので、立っていた私は揺れに全く気が付きませんでした。
数秒たって笑っていられないほど、今まで経験した事のない大きさの揺れにやっと気が付いたんです。
頭の上にあったテレビがブンブン揺れていたのを今でも鮮明に思い出します。

先生の指示に従い、それぞれのクラスに移動して点呼を取りました。教室の窓から横浜ランドマークタワーの下から出る煙を見たとき、本当に何が起こってるのか分かりませんでした。
点呼を取ってる間も度々起こる余震。
横にいた友達は机の下で泣いていました。

携帯を使って家族に安否確認をしろと先生に言われ、友達がつけていたワンセグテレビの画面を覗いた瞬間、あの津波の映像が流れていました。
分からないけど、何か本当にやばい事が起こってる。
これが素直な気持ちでした。

その後は夜まで教室に残り、非常用の缶パンと水と毛布が渡されました。
JRは今日中の運転再開は無いって。
これを聞いて絶望的でした。
家に帰れない、回線が混み合っていて家族にも連絡がつかない。

結局家族と連絡が取れたのは日がくれてからでした。
迎えに行くから。
お母さんからこのメールを受け取ったとき、本当に安堵感で一杯でした。
普段なら車で2時間もかからない距離にも関わらず、家に着いたのは夜中の2時過ぎ。
幸いにも家の周りはほとんど揺れが無かったようで、何も変わった様子はありませんでした。


さて、長々と当時の私の状況を書いてきましたが...
3年が過ぎた今、皆さんは何を感じるでしょうか。

私の今通っているアメリカの高校の生徒
何人かに聞いてみたところ、この事について知っている人はほとんどいませんでした。
きっと彼らにとっては遠い日本というちっぽけな島国で起こってる話なのでしょう。

私たちにとってこの東日本大震災というのは本当に大きなものです。
それは私たちが身をもって体験したからだと思います。

自分自身に問いかけてみてください。
この日本で起こった震災だけでなく、世界で何か沢山の人の命が失われたようなことが起こったとき
心の奥の奥の隅っこで自分には関係ない。と思ってはいませんか。
正直、私はこの質問の自身を持ってNOと言える自身がありません。

ある先生が言いました。
東北ってどこから見た東北なの?

人間というのは残念ながら実際に身をもって体験したりしないと、そのことの重要さや悲しみや苦しみが分からないんだと思います。

3年経った今、また少しずつこの震災が過去の出来事として捉えられてきてる気がしてならない。

決して忘れない。
被災地の皆さん、一緒に頑張ります。


2014/03/11