第91回 アメリカ人と殴り合いを覚悟した時もありました。 | 偏差値45でもアメリカ州立大学卒業!?世界で通用するマインドの育成。

偏差値45でもアメリカ州立大学卒業!?世界で通用するマインドの育成。

偏差値45でアメリカ大学を卒業した一人の起業家。アメリカを見て語る。学歴に劣等感を感じている中学生高校生さんに是非読んでほしいです。

今回の記事は、あまりたくさんの方に共感を受けるものではないかと思っています。

ただ

英語は綺麗ごとだけではありません。

【綺麗ごと】
・映画を字幕で見れるようになりたい
・町で道を案内できなかったのが悔しいから案内できるようになりたい
・英語メディアを翻訳無しで理解できるようになりたい
・モテたい

などなど


では綺麗ごと以外の事とは?


◆日本語と英語の性質の違い。

多分ここでは話したことはありません。ですが私の受講者さんはみんな理解して頂いている、日本語と英語の性質。

日本語は非常に守備的で共感的な文化
英語(米)は攻撃的かつ主張的で文化

英語を言語として使い続けていると、必ず相手と議論をせざるを得ない場面が必ずと言っていいほど、必ず出てくるんです。必ず。


◆私だって在米中は2、3回ほどアメリカ人とは本気口論をしています

その中で、生々しい方を今回紹介します。

JohnだったかJackだったか忘れましたが、白人の彼はアジア人女性に非常に性的にちょっかいを出すし、アジア人男性に対しては非常に軽蔑した態度をとっていました。

私が大学の寮に住んでいた時ですね。

ま、私に対しても細かいアレは沢山あったのですが、とある日、ちょいと大き目なパーティーにて、滅茶苦茶ドランクな彼は数いる学生の中から私に70%ほどの力でSlapして来たんですね。

「あ、こいつはちょいと舐められすぎているな・・」と決めました。


・・・・その数日後


寮付近で私が歩いていたら、正面から彼がBikeでこちらに向かって走ってきているのが見えたのです。

(ま~、そのまま素通りはしないだろうな~)

なんて考えていましたが、彼は私とのすれ違う際に、全く距離を取らずにすれ違いました。自転車のグリップと私の衣服の袖がかすりました。

私は全人類と仲良くしなきゃならないなんて考えではありませんが、なるべく仲良く出来たらよいという考えの持ち主です。

ですが、このJというアメリカ白人に舐められっぱなしでは、日本人さらにアジア人に対して顔向けできないと思い、次に対面した時には、行動に移す決意を固めました。


ただ、行動に移すと言っても、すぐに「殴る」とか低俗な考えではなく、彼の考えの真意を問い、そこで打ち解ける事が出来なければ、初めて拳で話し合うという決意でした。


◆ついにその時が・・・

その2、3日後にその時はやってきました。

今度はお互い徒歩でした。幸いな事に、大学内の通行人もまばらで、声を多少荒げる事も出来ます。


とここでちょいと。
ノンネイティヴが、ネイティヴに口論をしかける。これほど至難の業はありません。

しかし私の英語の基本は、「意思の疎通」が一番です。日本の義務教育英語のような「文法を100%整える事」が核心ではありません。ですので、結果で言うと、意思の疎通100%、文法の出来80%ほどでしたね。

まあともかく

"well I know you dont like me.  Im fine with that.  I dont care.  But you can just leave me alone instead of teasing me every single moment.  I am so tired of that.  If you dont stop that, i have some ideas."

も~何年も前なので、完璧には覚えていないのですが、これぐらいの事をいいましたね。

んで、ちゃんと注意してもらいたいのが、
中学校の英会話発音みたいに言ったんじゃないですからね。

うぇるあいのーゆーどんとらいくみー

じゃないです。

ジャック・バウアーとか
ジョン・マクレーンとか

ああいった本気の感情で対峙しました。


は~。長いなこの記事。


ま~ともかく、実は相手はラクロスプレイヤー。私より身長は低かったものの、幅が広く、もしまともに喧嘩になったら、私が彼に傷を一つ負わせている間に、こちらは骨ぐらいは無事では済まなかったでしょう。

◆自分の主張を体当たりで行った結果

感情の体当たりの主張によって、彼は暴力を振るうどころか、逆に動揺していたように見えます。

"uh..mm I didnt mean, you know.."
とか。言葉を失ってましたね。

結局殴り合いになる事も無く、"Im sorry for making you feel that way"みたいなことをいって、彼は去っていき。

その後、彼に過去のような嫌がらせ的な行為を受ける事は無くなりました。

無くなったどころか、年に数回カフェテリアとかで私が一人でいるテーブルに座ってきて一緒にいいか?みたいな。

全部断りましたけど^q^b


◆主張の国で主張をするのは当たり前

結局学びました。

いくら自らが誠実に真面目に他者に道を譲りながら歩いていても、その行為を利用して利己にしてしまう他者が存在するのだと。

そういった人種に対しては、自分の主張を掲げ、さらに闘わなくてはならない場合もあります。


そう。綺麗ごとで「世界のみんなと英語で仲良く^^」

だけではないんです。

時には「世界のみんなの暴走をとめるため^^」

というために必要な場合もあるんです。

そういう英会話は非常に感情的です。
そういう時に「え~と文法が~複数形か単数形か」とか考えている余裕はないんです。

そういった英語を教えられるのは、私の特技の一つですね。


は~、長かった。全部読んで頂いた方には、3ポイント差し上げます!