第65回 アメリカで世界の人と仲良くする。 | 偏差値45でもアメリカ州立大学卒業!?世界で通用するマインドの育成。

偏差値45でもアメリカ州立大学卒業!?世界で通用するマインドの育成。

偏差値45でアメリカ大学を卒業した一人の起業家。アメリカを見て語る。学歴に劣等感を感じている中学生高校生さんに是非読んでほしいです。

・・・そこからタイの王女様と非常に接近した仲になったのですが、残念ながら王女様はアラスカにお戻りになられてしまったり。・・・



アメリカに留学してアメリカ人の友達を沢山作って。
それが渡米前の学生さんが何となく描く目標だったり夢だったりします。
ただ、男性も女性も最初は苦労しますよ。

それはね、日本で日常会話を懸命に勉強したとしても、趣味が合わなければ友達なんて出来ません。

人間関係には3つの層があるのですが、
一番低い層が、利害関係
中間の層で次、趣味興味が同じ
最高の層で・・・えーと、、なんだっけ・・

後藤新平読み返してこなきゃ・・・

5分後・・・

はい。最高の層は価値観や思考が同じ。

この3つの層は過去にどっかで話したので略しますが、

序盤は趣味でアメリカ人と仲良くなる事を目指さないと、なかなか友達が出来ません。多少語学の壁があっても、趣味が一緒と言うのは仲良くなり易いんです。

私も、The Load of the ringsが好きだったのですが、そうしたらBusinessのクラスでDanielと仲良くなりました。ありがたい事に家も近い事が分かり、結構車で送り迎えをしてくれたもんです。ただ、彼が良く家に連れてきてゲームをして遊ぶ友人二人がマリアナを吸いまくるもんで。Danielは吸わないんですよね。で、自分の部屋で消臭スプレーを振りかけている感じで。

「やめろ」と、彼には迫ったのですが、やっぱり自分の世界から抜け出すのは難しいのですね。強い外部の要因が必要ですけど、私ではその強い要因になれなかったようです。そこから疎遠になりました。


■アメリカの大学は世界各国からの留学生の宝庫

アメリカ人の友人を作ろうとしても、中々機会が巡ってこないのですが、同じ留学生ならどこにでもいるんですよね。立場が同じだから非常に話しかけやすい。

私は中華料理とジャッキーチェンと三国志が大好きだったので、中国系にはガンガン攻めましたね。台湾の子にはジャッキー嫌いとはっきり言われて戸惑ったり。丁度彼が変な発言をした直後でしたから。まあでもドラゴンボールの話で盛り上がったりしましたね。

また、シアトルで初めて食べたタイのジャスミンライスに惚れてしまって、それ以来タイ人を見つけるたびに、ジャスミンライスは神様からのギフトだ~とか戯言を言ったり。タイのカレーが美味しすぎると公言していたら、そのうちタイのグループと毎日遊ぶようになりました。タイの王子様王女様。お金持ちで。貧乏学生の私に色々と気遣ってくれて今でも大感謝です。そこからタイの王女様と非常に接近した仲になったのですが、残念ながら王女様はアラスカにお戻りになられてしまったり。

そう。

趣味で世界が広がりました。あなたが現在持っている趣味も、必ずアメリカで花開く場合があります。自信を持ちましょう。

なんせ、ごっつい黒人のわかぞーどもが、セーラームーンのCDを買っていたのを目撃した時は、全身にプラズマクラスターが走りました。


■世界中に知人と友人が出来た。

その後、Boise State Universityでは、特にアドバイザーのChristy Babcokさんが非常にたくさんの学生の交流の場を設けてくれるので、アジア以外の友人知人を作る事が簡単に出来ました。もちろん私にも他の学生たちにもそういった土台が出来ていたからでしょうけど。

サウディアレイビアの友人は5人くらいできましたね。国内の政治問題を教えてもらったり、いかにSonyとToyotaが彼らに信奉されているのかを知りました。ラマダンと言う言葉、ジェッダというメッカに近い都市、エジプトが芸能で中東を引っ張っているとか。彼らはホント、愉快な民族です。

ジョージア(元グルジア)女性とは、友人では無かったけど、ファイナンスの授業を乗り切るために一緒に勉強したりしましたね。ジョージアってどこだ?とか聞いたり、同じく国内の問題を教えてもらったりしましたね。

オランダ。背がホントデカい。「お前らいっつもバレーボールで日本を叩きのめしやがってこのやろー」なんてジョークを飛ばしてあげてました。見上げながら。ほんと、スカイツリーを見上げるようにオランダ人君と話してました。Michael君。いや、オランダだとちょっとスペルが違うのですが、覚えてません。

ま~そんなわけで、他にもメキシコ、タジキスタン、香港、台湾、中国、インディア、デンマーク、クウェイト、モロッコ、ナイジェリア、サイゼリヤ、マレイシア、ケニア、トルコ、モンゴル、トヤマ、スペイン・・思い出せるだけでもこれだけ。

そう。世界各国を旅しなくても、彼らの思考感情を知る事はアメリカ留学中でも可能です。もちろん現地の風習までは見えては来ないですが、英語を通じて彼らの国を知る事。今の世の中を見る上でもとても役立っています。

留学して本当に良かった。