「じゅくちょう、私ね、この学校に来て本当に良かったと思っている。あんまり勉強が好きじゃなかったから、小学4年生から受験勉強するのは正直辛かったけど、だからこそ今が楽しんじゃないかと心から感じるんだよね。
受験の直前にお母さんが突然亡くなった時は本当に悲しくて、こんな状態で受験なんてできるのかな、と本気で悩んだけど、このまま周りの人から同情され続けるのはどうしても嫌だった。何だか「負けたくない!」って気持ちが強くて(笑)。それで頑張れたのかな、と今になって思う。
普通は中学3年、高校3年と別々の学校で過ごすのだろうけど、私は6年間をこの学校で過ごす。大学にも進学するだろうけど、大人になってからも、私の「母校」だと胸を張って言えるのは、やっぱりここだと思うんだよね。」
お母様が亡くなる直前に、私に送信されてきた、
「娘の受験、どうぞよろしくお願いします。」
というLINEのメッセージを今も消すことができません。
来年はいよいよ大学受験を迎える彼女、頑張れ!
「俺はね、知っての通り勉強はあまり得意じゃない(笑)。でも、小学6年生の時に「一日体験入学」に参加したのをきっかけに、「ここしかない!」って感じちゃったんだよね(笑)。そこからは受験勉強にもより真剣に取り組めたんじゃないかと思う。
普通の子と違って、僕らはここで「6年間」を過ごした。だから学校への「想い」も普通の子の倍くらいはあると感じるんだよね。俺にとっては、「高校受験」がなかったことも大きかった。ただ単に高校受験の勉強を避けたかっただけじゃなくて(笑)、受験がなかったからこそ「ビブリオバトル」に出会えて、情熱を注げたから。今は何とか大学生になれたけど(笑)、俺にとっての中高一貫校での6年間は、きっと一生忘れることができない、大切な思い出になるはずだと思うよ。」
勉強が苦手なはずの次男が、「一日体験入学」を契機に、なぜか頑張り始めてしまったのは、今や懐かしい思い出です(笑)。彼にとっては、この中学受験が今後の長い人生における重要な転機になったことだけは確かなのです。
私がいくら「中学受験の効用」を熱弁したところで、実際に自ら受験を経験し、貴重な6年間を過ごした彼らの「想い」に耳を傾ける方が、ずっと有用なのは言うまでもありません。
「6年間」だから、「母校への想い」も「倍」になる!この事実だけでも、中学受験を志す「理由」として十分過ぎるのではないかと、私は考えているのです。
中学受験まであと1か月、全国の中学受験生の皆さんの健闘を、心から祈念しております。ファイト!
頑張りましょう!

