「白」か「黒」より「灰色」?。 | エフォートアカデミー塾長日記

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静岡県三島市の学習塾「エフォートアカデミー」のブログです。
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現在、国政においては過半数を擁する政党がなく、複数の党による「連立政権」が模索されているようです。

「政党」とはいうものの、何から何まで考え方が一致している人間などいるはずもなく、特に「譲れない部分」を共有している人間同士が「便宜的に」集団を構成しているのが「政党」だと思いますし、それがある意味では「健全な姿」だと言えるのかもしれません。生き方や思考、イデオロギーまで寸分違わず「全く同じ」などというのは、何だか気持ちが悪いし(笑)、それぞれの「個性」など全く無視した恐ろしい社会になってしまうのではないでしょうか?

 

そんな「本質的には異なる人間同士」が集まるのですから、物事が一筋縄ではいかないことは当然のことであり、こういう場面において上手く調整を図り、少しずつでも物事を前へ進めていける人こそが「リーダーシップ」に溢れる人だと言えるのではないかと思います。

 

なぜ私が塾とはまるで関係ない政局の話をしたかと言えば、世の中は「〇」と「×」、「勝ち」と「負け」、「白」と「黒」だけでは語りつくせないという事実を申し上げたかったのです。もしかしたら、「白」や「黒」よりもずっと価値がある「灰色」だってあるはずだと、私は信じて疑いません。

 

受験においては、「合格」と「不合格」という、言わば「白」か「黒」、「勝ち」か「負け」という結果がはっきりと示されてしまう、言わば極めて残酷な世界でもあります。けれども私は「合格」が人生の「勝ち組」でもなければ、「不合格」が必ずしも「敗北」だとはどうしても思えないのです。

受験において、合格・不合格とは別に「努力賞」なるものがあれば、ぜひ与えてあげたい子たちがこれまでも何人もいました。こういう「頑張る子」たちが、たとえ一時一敗地に塗れたとしても、長い人生を考えれば、そんな苦い経験さえも「貴重な体験」として消化できているのです。ほんのひと時の「評価」によって「人格」を決めつけるのではなく、その子の「生き方」や「努力」を評価すべきなのは当然のことなのです。

 

「頑張った子にはそれなりの報いを」というのが私の願いではありますが、残念ながら世の中はそう甘くはありません。けれども、失敗や挫折にめげず、何度も立ち上がろうとする姿そのものに、私は「真の価値」を感じてしまうのです。「合格」「不合格」の「結果」は確かに重要ですが、個々がそれぞれに頑張ってきた「経緯」こそが大切なのだと、昨今の混迷する政局の様子を見て、ふと考えてしまった私なのでした(笑)。

 

頑張りましょう!