静岡県と言えば、現在はこのニュースでもちきりです。大変残念な出来事なのですが。
物事を判断するのに、どちらか一方の評価のみを鵜呑みにすべきではありません。時には「反対側」の視点からも事の真相を考えてみるべきなのですが、この「市長」の市議時代からの言動を顧みても、やはり「怪しい方」という印象しか感じないのです。
既に単なる「学歴詐称」などという「小さな問題」で片づけるべき範疇ではなくなっており、「普通の神経」であれば即座に辞職して民意を問うべきなのは当然のことだと思います。
一方で、地方自治法第84条においては、市長は当選後1年間はリコールができない決まりになっているそうです。このような規定は、
「市長選に当選するような立派な方が悪人であるはずがない!悪人(かもしれない)市議たちに、「悪意をもって」すぐに辞めさせるようなことはあってはならない!」
という性善説に立脚しているのだと思いますが、そろそろこのような意識は変革していかなくてはいけない時期に来ているのではないかと痛切に感じているところです。
昨日、市長への不信任案が満場一致で可決され、市長は10日以内に辞職か議会解散の二択を迫られているのですが、おそらくは議会解散を選択するのでしょう。そうなると市議選に加え、市議選後の議会で再度不信任案が可決される流れとなり、その時に初めて市長が失職し、改めて市長選が行われます。つまりはこれから短期間に2回の選挙が伊東市で実施されることとなり、多額の税金が「浪費」されることとなります。
非常に厳しい言い方で恐縮ですが、このような市長を選んだのは伊東市民自身であり、その責任も当然のことながら伊東市民にあるのです。多額の選挙費用は、伊東市民自身が「民主主義の対価」として受容するほかなく、「選択の失敗」に対する代償は払うべきなのです。極めて「苦い経験」ではあると思いますが、これをひとつの教訓としなければならないと思います。「たかが一票で何が変わるのか?」というような極めて軽薄な思考が、実は「とんでもないこと」を招く可能性があるのだということを、同じ静岡県東部に位置する我が故郷の沼津市においても肝に銘じなければならないと強く感じた次第です。とても「対岸の火事」などと傍観してはいられないのです。
それにしても、学歴詐称疑惑が発生してからというもの、この市長の言動にはただただ驚くばかりです。完全に「とばっちり」を受けてしまった東洋大学さんには心から同情するとともに(笑)、今後は政治の世界にも一定数の「変な人」が湧いてくるであろうことを想定した上で、「性善説」に立脚した地方自治法の早急な改善を求めたいと感じた水曜日の朝なのでした。
それにしても、スゲー人がいたもんだ!(笑)。
頑張りましょう!

