自分自身が存在している空間だけが「世界のすべて」だと、本気で思っている子が多く、ホトホト困惑してしまう時があります。
「ボクの周りの子は、みんなそうだから。」
と、ダラダラ集団の「一構成員」として、極めて怠惰な学校生活を従順かつ漫然と送る「残念な子」たちがあまりにも多いのです。
一方で、勉強にスポーツに、もてる情熱を精一杯注ぎ、可能な限り青春を謳歌しようと頑張っている子たちもいるのです。この両者の「格差」は、そう遠くない将来に「埋め難い差」として必ず顕在化することでしょう。そうなってからでは「遅い」のです。
あなたの真の「ライバル」は、目の前でダラダラと過ごすクラスメイトではなく、懸命に学生生活を送っている、勤勉な「他校の生徒」であることを、決して忘れてはなりません。言うまでもなく、大学受験や就職においては、他校の生徒たちとの「比較」なのです。その時にこそ、いかに自分が「井の中の蛙」であったか、という事実に気づかされることでしょう。けれども、その時になって気づいても、もはや「手遅れ」としか言いようがないのです。
かく言う私自身を含め、目の前で起きていること、周囲の人間と共有する価値観などは、必ずしも世の中で共通の認識ではないということをはっきりと自覚すべきなのです。我々は思索を巡らせ、想像力を働かせることができる「はず」の「人間」なのです。自分自身にとって何が大切なのか、今何をすべきなのか、よく考えてみましょう。眼前の「楽なこと」「楽しいこと」に何の躊躇もなく飛び込もうとする行為は、もはや「人間」とさえ呼べない振る舞いなのかもしれません。
それでも、
「ボクの周りの子は、みんなそうだから。」
というセリフを繰り返してしまうもであれば、それはちょっと「深刻」なのかもしれません。今日や明日ではなく、5年後10年後に、
「いったい自分はどうなっているのか?」
ということに思いを馳せてみるべきではないでしょうか?いつまでも「親」が面倒をみてくれる訳ではない、という当たり前の真実を、しっかりと噛み締めるべきだと、私は考えているのです。
頑張りましょう!

