昨日、ちょっとした「事件」が発生しました。
出勤前に母から電話がありました。母は実に「どうでもよいこと」かつ「全く緊急性がないこと」について電話で私に問い合わせをし、私が電話に出ないと、
「いくら電話しても全然出ない!」
と大いにヘソを曲げるのですが、そのくせ自分にかかってきた電話は一切出ないという、見事なほどの「ダブルスタンダード」な老婆なのです(笑)。
そんな母が、いつになく血相を変えた様子で私に電話をかけてきました。
「あんた、私の車、車検に出した?」
ちょうど母の車は車検の時期ではありますが、当の母自身に無断で私が車検に出してしまうことなどありえません。
「長男が勝手に乗り回しているのかも!」
長男は最近免許を取ったばかりですが、いくら出来が悪い長男といえども、祖母の車を無断で乗り回すほど非常識ではありません(笑)。
「他人にばかり原因を求めるのではなく、今日一日の自分の行動経路を振り返ってみろ!車で移動した記憶を辿ってみろ!」
私の言葉に、半分ボケ始めているであろう私の母は(笑)、その日1日の行動軌跡を頭の中で辿ったようで、
「もしかしたら!」
と急いで自宅を飛び出していきました(笑)。
結論から言えば、車を地域の公会堂に忘れてしまったそうです(笑)。母曰く、その日は定期的な通院と公会堂での寄り合いが重なった日で、普段は徒歩で向かう公会堂に、たまたま車で行ったそうなのです。そのために「車を忘れた」と(笑)、だから、
「私は悪くない!」
という主張をしたかったようですが、そんなもの認められるはずがありません(笑)。「無実」であるにもかかわらず、私や長男は冤罪を疑われ(笑)、挙句の果てには詫びの言葉ひとつなく、
「仕方ないじゃん!」
で通るほど、世の中は甘くないのです。そろそろ母に車を運転させること自体に「限界」が来たのかもしれません。何か「取り返しのつかない大事」をしでかす前に、車の運転から離れさせようと思います。あの母のことですから、ブーブーと文句を言うかもしれませんが(笑)、母が「晩節を汚す」前に対処しようと思いました。
ところで、「車を忘れる」という大失態を演じた母ですが、大きな声では言えなのですが、実は私も同じようなことを一度やらかしているのです(笑)。
今を遡ること30年前、まだ二十代の若者だった私は、友人たちと連れ立って「合コン」に参加することに(笑)。こういう場合、敷地が広い友人の家に各自の車で集合し、そこで1台に乗り合わせて会場に向かうことが多かったのです。
その日の「合コン」も、私は友人宅まで車で行き、そこに車を置いて友人の車に乗り合わせて会場に向かったのです。合コン終了後、もともと車で来なかった他の友人たちを自宅まで送り届けるのですが、友人宅まで車で行ったにもかかわらず、ついうっかり自宅まで送ってもらい、帰宅後すぐに寝てしまったのです(笑)。
翌日ガレージを見ると、
「あれ、車がない!」
慌てて友人に電話すると、
「お前、うちまで車で来たくせに、置いたまま帰っただろ!お前の車、ここにあるぞ!」
二十代前半の若者だった私が、八十歳を超えたおばあさんと「同じこと」をしていたという過去が、まるで昨日のことのように蘇ってしまいました(笑)。
このことは、決して母には言わないでおこうと、強く決意した私なのでした(笑)。
頑張りましょう!

