「批判」と「中傷」。 | エフォートアカデミー塾長日記

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静岡県三島市の学習塾「エフォートアカデミー」のブログです。
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「好事魔多し」と言いますが、望外の「勝利」によって、「油断」や「慢心」、あるいはネガティブな「守りの意識」が働いてしまったのかもしれません。

 

「プロ」なのですから、「批判」はあって然るべきだと私は思います。適切かつ的を射た「批判」であれば甘んじて受けるべきであり、そのような言わば「適切な批判」にさえ耐えられないようなメンタルの持ち主は、少なくとも「日本代表」に選出されている選手の中には存在しないと私は考えています。

もともとの力関係を考えれば、「ドイツに(当然の如く)負けて、コスタリカには勝った!」と考えれば「プラマイゼロ」でしょう(笑)。スペイン戦こそ日本代表の真価が問われます。ぜひ頑張って頂きたいと心から感じております。

 

ところで、「批判」が渦巻く一方で、あまりにも心無い「誹謗中傷」も少なくない現状は、極めて残念だと感じます。プレー内容に対する「批判」はまだしも、選手の人間性を否定したり、果ては選手のご家族にまで攻撃の矛先を向ける輩たちは、まさしく「犯罪行為」をしている自覚を持つべきだと思います。

 

思い返せば、私も開塾時はそれこそ「誰も信用してくれない」状況で、いわれのない誹謗中傷を受けることが多々ありました。それでも少しずつ実績を積み重ね、塾生や保護者様からの信頼を得た時は大きな喜びを感じたものでした。

一方で、世の中には他人からの厚意や干渉を「悪意」としか感じない人種が少なからず存在しているようで、平然と過度な要求や誹謗中傷を繰り返す「大人」がいることも確かなのです。

 

「我が子」や「日本代表」など、思い入れが強いものがひとたび窮地に陥れば、その責任の所在を専ら「自分以外」に求め、「匿名」をいいことに文字通り「好き勝手」な発言や行動をして多くの人を不快にさせ、大迷惑をかける・・・スタンドの「ゴミ拾い」も素晴らしいですが、もっと基本的かつ大切なものがあると感じてしまうのは私だけでしょうか?

 

次戦のスペイン戦にて「日本代表」の真価が問われます。同時に我々日本人の「真価」も問われているのだと、私は思うのです。どのような結果になろうとも「一喜一憂」せず、適切な「批判」と「感謝」をもって、死力を尽くした「日本代表」を受け入れることができるかどうか、サポーターである国民自身が試されているような気がしてなりません。今こそ単に「サッカーの勝敗」だけにとどまらない、「日本の矜持」を見せつける時ではないかと、私は考えているのです。

 

「日本代表」の皆さん、ガンバレ!

 

頑張りましょう!