「要領がよい」などと言われる人がいます。
肯定的な意味でも否定的な意味でも使われることがありますが、勉強の上でも「ずる賢さ」を発揮してもらうのは、決して悪いことではないと思います。
例えば、数学の授業やテストにおいて。
数学の場合、どんなに難しい問題でも単純な計算が必ず必要であり、基本的な計算力が合否を分けることがよくあります。
先日の授業で、因数分解の問題を解く際、「18×3=」という計算をしなければいけない場面に遭遇しました。
18×3程度なら暗算でもできる子が多いと思いますが、数学や算数、そもそも計算自体が苦手な子や、真面目な子(楽をしようとか、ずるい方法を考えようとしない子)は、ひっ算をして答えを得ようとします。真面目なのは大いに結構ですが、これはダメですよね(笑)。
これまでにせっかく分配法則なんかを勉強したのですから、そういう身につけた知識は積極的に利用してもらいたいものです(笑)。この程度の計算を解説する必要もないかもしれませんが、一応・・・
3×(20-2)=60-6=54
ほぼ5秒で正確かつ簡単に計算できると思います。こう書くと「当たり前じゃん!」などという方もいるかもしれませんが、この発想が思い浮かばず、ひっ算してしまう人がどれだけ多いことか・・・しかも真面目で、かつ決して勉強ができないというレベルでない子でも、極めて無駄な作業を繰り返している場面を散見します。
真面目なことは大いに結構で、ひとつの重要な人間性だとは思いますが、限られた時間の中で正確な解答を導き出すためには、「要領の良さ」も大切なのです。「人よりも簡単に、時間をかけず、正確に!」というズルい方法を必死に考えるということも、受験を成功させるためには重要なことかもしれません。今回の例はあくまで一例ですが、まだまだズルい方法は色々とありますので(笑)、興味のある人はぜひ私まで質問しに来て下さいね。
頑張りましょう!