さて、最後に国語の学習方法についてです。
国語については、
「どうやって勉強すればよいか、わからない~」
という子が実に多い科目です。実際のところ、短期間で成果を出すことが極めて難しい科目と言えるでしょう。
国語の成績を向上させようと思う場合、普段の生活の上でも注意すべき点があります。
それは、「なるべく多く活字に触れる機会をつくる」ということです。「活字離れ」が叫ばれて久しいですが、やはりしっかりとした読解力を身につけるためには、読書を励行することは必須だと思います。
小説や物語を読んでもいいですし(どうせ読むなら、「ケータイ小説」ではなく、がんばって有名な純文学者の作品を読んでみましょう!)、新聞に目を通して、「社説」欄を読んでみるのもいいかもしれません(朝日新聞の「天声人語」などは、大学入試において、かなりの頻度で出題されています)。
様々な文章を読んだ上で、自分なりの感想を簡単にまとめておくことが大切です。
「作文」については、いわゆる「起承転結」を明確にして、「読み手にとって面白いと感じる文章」を構成することが大事です。自分の言いたいことだけを箇条書きのように羅列することは、読み手にとっては決して「面白い文章」とは言えないでしょう。
「古典」については、とても厄介な分野です。まるで外国語を学ぶような感覚ですね(笑)。重要な古語を頭に入れつつ、独特の活用法をしっかり理解しておきましょう。
最後に「漢字」ですが、授業が進むごとに出てくる「新出漢字」をしっかり練習しておきましょう。漢字については、「国の勉強は漢字だけ!」といわんばかりに、とにかく漢字の練習ばかりしている子がいますが、これは考えものです。
テストにおいて、漢字は必ず出題されますが、どんなに多くても、せいぜい50点満点のテストで10点程度の配点でしょう。これに国語の学習時間の大半を費やしているようでは、効率的な学習とはいえません。漢字の練習に割く時間については、よく考えなければいけないと思います。
いずれにしても、他教科と異なり、国語は学力向上に時間がかかり、かつ奥深い科目でもあります。
途中で投げ出すことをせずに、中長期的に目標を立てて学習することが大変重要となるでしょう。
がんばりましょう!