このブログは、「受験の成功例」だけをことさらに強調する場にしようとは思っていません。
全力を尽したものの、悔し涙を流した塾生もいます。しかしながら、彼らのがんばりは、合格した生徒に何らひけをとるものではないと確信しています。
3年前の「Y君」。
ちょっと背伸びして、地元の進学校を目指していたY君は、成績は「ギリギリのところ」でした。
ですがY君のがんばりには、本当に目を見張るものがありました。
夏休み以降、休校日以外は一度も塾を休みませんでした。
学校が終わってからすぐ、連日17時から22時まで。塾では「学校の宿題」は一切やらせず、塾のカリキュラムのみこなす日々、きっと学校の課題は深夜か早朝にやっていたのでしょう。受験を迎えるその日まで、彼はこの生活を続けました。
そして受験・・・
残念ながら、彼はその思いを遂げることができませんでした。
合否発表日に、Y君とお母さんが菓子折りを持って教室を訪れてくれました。
「先生、ここまでしていただいて不合格だったのは、きっとうちの子の力が足りなかったんだと思います。本当にお世話になりました。」
そんなお母さんの言葉に、私は只々恐縮するほかありませんでした・・・
努力を重ね、十分な学力を持って試験に臨んでも、時には思いを遂げられないことがあります。入試のみならず、人生全般において、このようなことはよくあることです。
そんな絶望の時、自らを再び奮い立たせるものは何か?
それは紛れも無く、「自分自身がやってきた過程」そのものだと思うのです。そこに自信が持てるかどうかに懸かっています。
Y君曰く、
「これだけやってダメだったら仕方ない、大学受験では必ずリベンジします!」
こんな境地に立てた時、「人」として「成長の階段」を一歩登ったことになると思うのです。
やれるだけ、やってみましょうよ、悔いを残さないように。
そんな皆さんの力になりたいと、いつも考えています。