自分学!主宰の黒瀧です。
私の父は2年前に他界したのですが、それ以来毎日毎日
父の事を思います。
ここ最近も良く父の姿を思い浮かべるのですが、
年の瀬が近づいて来たせいか、父のある姿を思い出しました。
父はバリバリの営業マンで、多くのお客様と関わりを
もって仕事をしている人でした。
そんな父だったので、黒瀧家には年の瀬にはたくさんのお歳暮が
届いたのですが、今思うとすごく特徴的なお歳暮だったと思います。
それは、形式的なお歳暮だけではなく、
送り主の人となりが分かるような
血の通ったお歳暮もたくさん届いていたな~と言うことです。
父の好きなものとか、その方がたいせつにしている自分の商品とか、
そういう送り主の顔が見えるようなものがたくさん届いていたように
思います。
なかでも、子供心に強烈に覚えているのが、
年末にはなぜかいつも大量の納豆が届いていてたんですよね。
どういうお客さんが届けてくれてたのか分からないんですが(笑)
父はその納豆を見ながらうれしそうに、
「公之。こういう事なんだぞ。」
と言っていました。
当時の私はよく意味が分からなかったのですが、
会社員を辞めて独立した今、その納豆を思い出すことで
父の凄さが良く分かる思いです。
毎年、年の瀬にどっさり届いてたあの納豆。
きっとそれに大事なことが全部詰まってるんだろうなぁ。
黒瀧
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