自分学の黒瀧です。

仕事をがんばってもがんばっても、報われている思いがしない。

そんな「欠乏感」をお持ちではないでしょうか?



それは私自身が抱えていた大きな悩みであり、

常に何かをがんばっていなければその場に居てはいけないような、

いつも「居場所を求めてる」ような思いを抱えていました。




居場所を確保するためにいつもがんばっていなくてはならないし、

居場所を確保するために特別な事が出来なくてはならない。

居場所を確保するためには嫌われるなんてもっての外だ。



「生きてるだけで価値がある」なんて美しい言葉はあるけれど、それは結局キレイ事だよね。


他人は生きてるだけで価値があるかもしれないけど、

自分は何かが出来なければその場にいる価値なんてないとずっと思っていたんです。



だからいつも、何かを穴埋めするかのようにがんばっていました。

私が仕事をする理由も、その何かの穴埋めだったのかもしれません。




でも、最近分かったのですが、それって逆だったんです。  

むしろ私が感じていた事の方がキレイ事なんです。



つまり、

「他人には価値があるけれど、自分には価値が無い」という方が

キレイ事だって気付いたんです。



なぜならば、自分で自分に価値を感じられないならば、

その「価値を感じる」という感覚が分からないはずだからです。


ゆえに、価値を感じる感覚が分からないのに、

他人の価値なんて本当の意味で感じることなんて出来るはずないですよね。



だから、人には価値があるけど、自分には価値がないなんて

ちっとも実感の伴わないキレイ事なわけです。



そして私はずっとずっと、そういうキレイ事を言って生きてきたように思います。




だからもうそろそろ、私もキレイ事を言うのは辞めようと思います。



自分で自分に価値があると認め、

自分で自分の欠乏感を埋められるようになろうと思います。




何をしなくても価値がある。

何も出来なくても価値がある。

何も知らなくても価値がある。

人に劣っていても価値がある。

人よりうまくできなくても価値がある。

下手くそだってやりたきゃやっていい。

知らなくても思いがあればやっていい。

うまくいかなくたってやっていい。

失敗したってやっていい。




そんな風に、自分で自分にOKを出せたら素敵だなと思うので、

自分もそうしようと思います。



そして、その上で何がしたいのか。

それがきっと本当に自分がやりたい事なんだと思います。




自分学の黒瀧の、今のかっこつけない素直な心境でした(#^.^#)