こんにちは!
自分学コーチング 兼 デジタルビジネスアカデミーの黒瀧です(#^.^#)
私は会社員時代、とあるメーカーに「テレビ」の研究開発と製造を行なう
プロのエンジニアとして勤務していました。
専門分野はテレビの「ディスプレイ」です。
10年間勤務しましたが、ただひたすらに美しい映像を映し出すディスプレイを製造することに心血を注いできました。
おかげさまで試作では息を飲むほどに美しい映像が映し出され、その度に胸に熱いものを感じた事を覚えています。
しかし、、、ある日ふと思ったんです。
仲間とこんなにも心血注いで作ったテレビだけれども、映しだされる「コンテンツ」の方はどうなのだろうと。
テレビ離れが加速しており、みなテレビからパソコン、そして今ではスマホやタブレットでコンテンツを見るようになってしまいました。
時代の流れだからそれも仕方ない、、、と言えばそれまでですが、
しかし私はテレビに対して特別な思い入れを持っています。
なぜならば、テレビとは家電の中で唯一、「あるもの」を生み出す家電だからです。
それは「家族の会話」です。
家の中には多くの家電があります。
しかし、家族の会話を生み出せる家電は絶対的にテレビだけなんです。
パソコンも、スマホも、タブレットも、基本一人で見るものです。
一人で閉じた世界でコンテンツを見る孤独な世界なんです。
分かち合うといえばネットの世界の住人達であり、となりにいる家族ではないのです。
私は「美しいテレビを創っている」ということよりも、「家族の会話を生み出すシゴトをしている」ことに誇りを持っていました。
だからこそ、ただ美しいテレビを創るだけでは寂しくなってしまったのです。
そんな中、私はこれまで自分で行なってきた活動を思い出しました。
2009年から始めたYoutubeでの動画配信です。
私が思うに、きっと近い将来、テレビの中では今以上に民放とYoutubeの垣根がなくなっていることでしょう。
テレビのリモコンでは民放を選ぶ1~12のボタンと同じく、Youtubeなどのボタンがついているのではないでしょうか。
私はそうなった時に、今一度テレビの前で家族の会話を生む、面白い番組がYoutubeの中にあればよいと思うようになりました。
コメディ番組ならばコメディ番組でも良いです。
しかし私は「親と子供が共に学べる楽しい教育番組がたくさん出来ていて欲しい、そのために自分に何かできる事はないか」と考えるようになりました。
教育番組と言っても、何も堅苦しいものじゃありません。
世の中には色んな専門家がいるし、みんな1つは何かしらに詳しいと思うんです。
それをもっと自然に配信し、人の役に立ちながら収益を得る「新しいタイプの先生」を世にたくさん排出したい。
そう考えるようになりました。
私は人生の中で、大きな影響力を持つ人間は3人いると思っています。
一人は親。
一人は先生。
一人は恋人。
です。
その中でも先生ってある意味特別です。
私達は人生の中で数多くの先生に出会いますが、思い出せる先生って「オモシロイ先生」だけではないでしょうか。
オモシロイ先生とは別にコメディアンのようにオモシロイという意味ではありません。
夢があったり、哲学があったり、情熱があるような、そんな人間味がある先生こそオモシロイ先生だと思うんです。
私は自分の事業を通し、一般の人のwebでの自己表現を通しながら、世に「オモシロイ先生」をたくさん排出したいと思い、独立する決心をしました。
今の時代、思いとコンテンツがあれば誰だって先生になれるんです。
私だって最初のスマッシュヒットは、動画でビジネス書の内容を人に教える、いわゆる「先生動画」でした。
人は自分以外の誰かの役に立とうと思った時、驚くようは力を発揮する事ができます。
自分にできる事、自分に分かること、自分の経験してきたことを自由に自己表現しながらwebに配信し、人に教える「オモシロ先生」をもっと世に排出したい。
そして民放とYoutubeの垣根が無くなったその時、日本全国にのお茶の間を全く新しい「お茶の間教室」にしたい。
これが私の掲げるヴィジョンです。
別なんの先生だっていいんです。
今やっている輸出入ビジネスだって、結局はそのやり方を人に教えてゆく
教育事業の一貫だと私は思っています。
家族の会話を生む家電はテレビだけです。
美しいテレビを創ることに心血を注ぐ10年でした。
そして次のシゴトは、家族の会話を生むようなオモシロイ教育コンテンツと、
そしてオモシロイ先生を世に輩出する事業をしたいと思ったのが独立した理由です。
3.11の今日、今一度、私が独立した理由を思い出し、
身を引き締めたいと思いました。
世にもっと、記憶に残るようなオモシロ先生を増やしたい。
そこからちゃんと収益を生むような形を提供したい。
そして、テレビの前をお茶の間教室にし、今一度テレビを「家族の会話を生む家電」に戻したい。
そうなる日を夢見て、今自分に出来る事から始めようと思います。
自分学コーチング
デジタルビジネスアカデミー
黒瀧 公之