父さん、母さん、昨日で俺は34歳になったよ。

34歳になって、俺は心からこう言えるようになりました。

色々あるけれど、俺は幸せです。





俺の尊敬する人がこんな事を言っていました。


「人生とはつまり『記憶』の事なんだ」


と。


どんな記憶を持っているかがその人の人生そのものなんだって。


俺はさ、もう飛びきりの記憶を持つことができたよ。


それは日常の「ただいま」と、「行ってきます」の記憶です。





仕事から帰るとさ、花ちゃんがリビングから「お父さん!」って言って、だだだだ~!って走ってきて抱きついてくれるんだよね。


そして大好きな春ちゃんがアラちゃん抱えて「おかえり」って言ってにこってしてくれるの。


朝は朝で、みんな玄関に来てくれて、花ちゃんが「お父さん行ってらっしゃい」ってハイタッチしてくれるんだよね。




この「おかえり」と、「行ってきます」の瞬間を思い出すだけで、俺はいつも幸せな気分になれるよ。


「人生とは記憶の事だ」と言うならば、俺はもう一生物の幸せな記憶を持つことができました。


こんな風に感じられるのは、父さんと母さんから健康な体と、そして健全な精神をもらったからだよ。


何かを手に入れることが幸せなのではなく、すでに手に入れたもので幸せを感じること。


幸せな記憶だと意味づけること。


これが大事なんだと思います。




父さん、母さん。

命を授けてくれてありがとう。

これからも人と自分の幸せな記憶のためにがんばります!


p(^-^)q