電子書籍作家の黒瀧です。
今台湾のホテルで次回作を書いているところです。


作成順調!




エンジニアとしてのシゴトももちろん忙しい。

正直、毎日7時~22時はそちらのシゴトに拘束される。

仮に一日で自由になる時間を9時間とする。

食事、身支度、入浴、休憩、終わりきらなかった仕事、睡眠などを考えると、一日で執筆に当てられる時間はごくわずかだ。

おまけにブログも書いてるし(笑)



自分はそこまでして、なぜ書くのだろう。なぜ本を作るのだろう。

たぶん、書くことが好きで、得意なんだと思う。

でもさ、きっと好きで得意なだけでは、体力的な疲れには勝てないよ。

だって22時に帰って来たときには、もうヘトヘトだもの。

正直、風呂入って早く寝たいよ。

もしくは適当にインターネットして、楽しんで、寝る。

そんな毎日を送る選択肢もあるかもしれない。



でもなぜ俺はそうしないのだろう。

なぜ俺は書くのだろう。

みんなきっと、俺が平然と本を書くし、平然と動画撮って公開するし、平然と言いたいこと言ってると思ってるんだろうな。



違うよ。怖い。ホントはとっても怖いんだよ。



俺は自分でも認める臆病者だ。

こんな本書いて、批判のメールががっつり来たらどうしよう。

こんな動画撮って、批判のコメントばかりだったらどうしよう。

ブログにこんな事書いて、後で何か言われたらどうしよう。



そんな心の声がたくさんたくさん浮かんできて怖くなる。





だけれども。だけれども。




俺には書く理由がある。書きたい理由があるんだ。


シゴトで疲れた体を一瞬で癒し、
シゴトで疲れた心を一瞬で高揚させ、
シゴトで疲れた精神を一瞬で切り替え、


書きたい理由が、俺にはあるんだ。




それは…





子供が最高の個性を発揮できる世の中を創るため





だ。




子供が生まれた時、強烈に思った事がある。


「どうかこのままの個性で、すくすくと育って欲しい」


本気でそう思ったし、そして今もその思いは変わらない。




子供が自分の個性を最高に発揮できる世の中。

子供が自分の個性を最高に磨き続けられる世の中。

そしてそうした生き方を、さらに次代の子供達に引き継いでいける世の中。




これが俺が想い描く世の中だ。




ではそのためにはどうしたらいい?

教育制度を変える?個性を発揮できる学校を創る?



いや、違う。
そんなたいそうな事はしなくていいと思ってる。




では何が必要か。





それは「大人が変わる事」だ。




まずは大人が自分の個性を引き出し、最大限に発揮させ、光輝く事。




それが子供達の個性にとって、何よりも必要な事なんだと思う。






・・・・



俺はシゴトで「光」を扱うエンジニアだ。



中学校時代のマグネシウムの燃焼実験が最初の光との出会いだった。

マグネシウムは熱することで激しい光を発生させる。

この光に感動し、心奮えたのを今でも良く覚えている。


マグネシウムの燃焼実験

http://www.daviddarling.info/encyclopedia/M/magnesium.html 





俺はずっとブログで大人の元気について書いてきたけれど、俺のイメージする「元気」ってきっと「元輝」の事なんだと思う。


光輝かせたいんだ、大人を。

大人が自分の縛りを解き、能力を解放させ、ヴィジョンを持ち、誇り高く
光輝きながら シゴトする。


そんな大人に囲まれて育った子供は、きっと最高の個性を発揮し、光輝きながら育つと思ってる。


だから俺は、大人を輝かせるための本を書きたいんだ。






・・・・・


人は本来、自分だけの輝きを持っている。


大人がその人本来の輝きを取り戻し、さらに磨くための本。


そんな本を書いて行きたい。



なぜ書くの?

子供の最高の個性のためだ。






電子書籍作家 黒瀧