自分を学ぶ「自分学」ワークショップ ファシリテーターの黒瀧です。


先日空港で撮った写真が、複数の女性に「ドヤ顔」だとつっこまれております(笑)

うん、つっこまれて自分でも気付きました。

確かにドヤ顔ですな(笑)

わはは!

は、恥ずかしい…。




さて、今日のテーマは「自分はいったい何者なのか」です。


参考図書はこちら

~自分って、いったい何なんだろう?!~ 「自分らしさ」をうまく生かして成功する法 (East .../ミック・ウクレヤ
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この本には「人生を変える4つの質問」が紹介されており、その一つに

「自分はいったい何者なのか。何を求めているのか」

という質問があります。




世界No1コーチと言われるアンソニーロビンズ氏も

「人生最大の決断は自分が何者であるか決める事である」

という言葉を残しております。

それほど「自分が何者であるか」を問う質問は、本当の自分を知る上でとても重要な質問と言える事でしょう。




さて、自分はいったい何者なのか。




私はこの質問の事を考えると、ある人物を思い出します。


それは葉加瀬太郎氏です。

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2010年12月26日放送の情熱大陸に出演していた葉加瀬太郎氏。

その時は2回目の出演だったそうなのですが、彼がまだ20代の頃に出演した1回目ではこんなタイトルで出演していたそうです。



「我、ヴァイオリン弾きに非ず」




自分はヴァイオリニストではなく、アーティストなのだと。

ただのヴァイオリニストではないのだと、若かりし日の彼は言っていました。


しかしデビュー20周年を迎えた今、彼は2回目の放送でこう言っていました。

「当時の俺はきっと、ヴァイオリン弾きになるのが怖かったんだね」と。

そして今の自分はヴァイオリニストである事にこだわっているのだとい言います。



そんなエピソードを紹介し終わった後、番組のオープニングでバーンとこう出るんですよね。




ヴァイオリニスト 葉加瀬太郎




と。



もうね、私ね、ここで号泣なんです。(>ここで!?)




彼は自分が何者なのか、葛藤の末、ヴァイオリニストである事を受け入れました。


一見ヴァイオリニストと決めてしまうのは、自分の可能性を狭めてしまうように思えます。



でも違うんです。



ヴァイオリニストと範囲を狭めてしまうのは、むしろ可能性の拡大なのだと私は思います。



私の大好きな言葉にこんな言葉があります。



「人はコミットメントすることで自由になれる」



と言う言葉です。



人はある範囲でコミット(誓約)する事で自由になれる。


それは決して可能性を狭めるという事ではない。

むしろ迷わなくていい分、存分に力を集中させる事ができる。

夢中になることができる。



そんな意味合いだと私は解釈しています。





そして葉加瀬氏。

彼はヴァイオリニストである事をコミットしました。

そしてヴァイオリニストという中で力を集中し、それを起点にむしろ大きく可能性を広めているようにも感じます。




何か一つに決め、範囲を狭めてしまうのは勇気がいる事です。

しかしそれは同時に「迷わなくても良い」という許可を自分に与える事にもなります。

迷わないからこそ脇目もふらず力を集中させる事ができる。

そうして一点に力を集中させるからこそ、そのコミットした物を核(コア)としてどんどん可能性が広まっていくのではないでしょうか。



「我、ヴァイオリン弾きに非ず」と言っていた若かりしの葉加瀬氏。


そしてそれを受け入れ、堂々とヴァイオリニストと名乗る彼。



ああ、めちゃめちゃかっこいい。。涙出るわ…。






そしてひとしきり感動を味わった後、すかさず自分に当てはめます。


では、私はいったい何者なのか。


現時点の私は、ある一つの言葉が頭をよぎります。


自分学ワークショップのファシリテーターという側面もありますが、それも踏まえたより本質的な言葉です。


まだまだ葛藤が残るので、もう少し腑に落ちた段階でご紹介しますね(*^^)v




さて、自分はいったい何者なのか。


あなたはもし、自分が何者のなのか分かるとしたら、自分を何者のだと名乗りますか?


そして何を求めますか?



ああ、自分の事を深掘りしていくのは楽しいですね♪



p(^-^)q



「自分学」ワークショップ ファシリテーター黒瀧