自分探しの正体は

自分を学ぶ「自分学」ワークショップ　ファシリテーターの黒瀧です。

今日、おもむろに妻にこんな事を言われました。




ねぇねぇ、オットは今さ…







思春期なんじゃない？









な…

いや、あのツマよ…。



俺今年で34歳になるんだけど…。




そんな風に言うと妻は、読んでいた一冊の雑誌を私に手渡したのです。




これね。




そしてここを読めと言うのです。

なぜ子供は思春期につまずくのか　－「自分」を探し求めて－



ほうほう、これは興味深いと思い、どんどん読み進めて行きました。

するととても興味深く、そして自分に思い当たる面も多々あったのです。



要は思春期に子供がつまずくのは、自分という「人間探し」にさまよう季節だからだと。

そんな中必要なのは自分の「手本」としてイメージできる人物と出会う事、そして価値観を共有し会える友達が必要だというのです。



なるほど、まだ自己のアイデンティティが確立されていない思春期では、確かに「なりたい自分」の手本となる人物がいればたいへん心強いでしょう。


その人がなりたい自分のイメージに近ければ近いほど、迷い無くその人のようになるために進む事ができるかもしれません。



しかし著者はこうもいいます。


私達は今、世界有数の、人間関係を希薄にしてしまった国で生きている存在です。

それだけアイデンティティを確立するために必要な人をイメージする事が難しい国に生きています。





ふーん、なるほどね。

ではちょっと自分に当てはめて考えてみよう。

俺が思春期の頃、自分が手本としてイメージできる人は誰だったかな…。


えーと、えーと。。。






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んん？(￣ー￣；








えーと…







あれ？(￣ー￣；








そういや俺、「この人みたくなりたい！」というロールモデルがイマイチいない。。






確かに「この人のこういう部分はいい」というのはある。

だけれども、これだ！！という一人の人物像がイマイチないな。。。





ツマは言います。



素敵だなと思う人はたくさんいていいじゃん。


と。




うん、まぁそうだよね。




今まで出会った人を思い返して、この人のこういうところが素敵だなというのを集め、そして自分なりにアレンジして一人の人物像に統合しよう。

それがきっと「なりたい自分」の手本になるんじゃなかろうか。



自分探しの正体は、きっとなりたい自分の手本探しなのではなかろうか。



と、ツマに「大人の思春期、ぷぷぷ( ´艸｀)」と言われながらもそう思う黒瀧なのでした。





大人の思春期と言われる私とツマ




にゃろ～。でも愛してる。





くろたき