先週の土日、私の家に妻の妹が子供達を連れて遊びに来ておりました。


私の子供が2歳半と0歳、妻の妹の子が4歳と1歳半です。


子供が四人もそろったらもー、そりゃエライ事になります。


騒ぐわ泣くわ、食うわ寝るわ、もーたいへんな騒ぎでした。





ただ、そんな中一つ気付いた事があります。

我が家と他の家ではきっと大きく違うこの違い。


それは






お姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだから○○しなさい







という言葉を一切使わないこと。


お姉ちゃんだから、お兄ちゃんだから、何かしなさいというのは、そんなの何かをさせる理由にならないと思うです。

それに、もう少し深いことを言えば、お姉ちゃんとかお兄ちゃんなんていうアイデンティティって無いですよ。


お姉ちゃんってじゃあどんな人?お兄ちゃんって何する人なの?


こういう小さいときのアイデンティティの強制って、大人になっても根深く残る場合があります。


小さい頃から「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」と言われて育ったら、そりゃ自分の欲に蓋をして我慢をしながら生きるようになりますよ。


夢というのは自分の欲が昇華したものとすると、言わば小さい頃から「お姉ちゃん(お兄ちゃん)」と言う言葉で夢見る事を摘み取られているようなものなんです。


大げさに聞こえるでしょうか。


いえいえ、決して大げさではありません。


だって小さい頃って、親の言葉が絶対だもの。





一方的で、しかもひどく曖昧な「お姉ちゃん、お兄ちゃん」というアイデンティティの植え付け。


しかも大人になっても、自分で気付かないうちにそれが根深く残っているのがなお怖いです。


自分学では自分でも気付かないような、細かいアイデンティティの修正をして行くことで、もっともっと生きやすっくなるワークをします。


いい姉、いい兄、いい妹、いい弟、いい母、いい父、いい生徒、いい学生、いい社会人などなど。


自分を苦しめるアイデンティティ、あなたは持っていませんか?(^^)



黒瀧@自分学ファシリテーター